書籍・雑誌

おすすめの旅行記(ツーリングとか)

Novels

今回は趣向を変えて、前回、峠恵子さんの旅行記の話もでたので、お気に入りの旅行記などについて・・・

まずは、峠恵子さんの「ニューギニア水平垂直航海記」と同じ小学館文庫の緑色シリーズ(紀行もの)の宮田珠己著「旅の理不尽」
後述する斉藤純さんの本をwebで注文する時にたまたま目にし、かなりの高評価で500円と手頃な値段だったため一緒に注文してみたものですが、大正解でした。
アジアや中東のマニアックなスポットを旅する著者の紀行(奇行?)。
超ユニークな文体、というか文法めちゃくちゃですが、今まで読んだ本の中で一番笑いました。
笑いをこらえるのが大変なので、電車の中とかでは読まない方がいいです。
何人かの友人に貸したりしたのですが、絶賛・・・する人はなぜかあまりおらず、微妙な反応だったことも確かです(汗)
個人的にはこの「旅の理不尽」がベストですが、他にも妙な著書があり、いずれも大笑いでき・・・ると思います。

参考サイト
http://homepage1.nifty.com/foz/tamaking/

小林ゆき著「出たとこ勝負のバイク日本一周」。現モータージャーナリストの筆者が、若き日に日本一周ツーリングを単身敢行した時の模様を「準備編」と「実践編」の二冊にわたり書いています。
女性ということもあり、かなり計画的に周っているので、どこが「出たとこ勝負」なのかという疑問がなくもないですが、バイクの全盛時代とバブル期の空気がビンビン伝わってきて、個人的にツボにはまりました。
それと筆者の文才の高さも手伝って、非常に読みやすく、かつ読み応えがあります。
この枻文庫にはツーリング関係の書籍が他にも多数ありますが、モデル上がりの人が書いたお手軽ツーリングものやツーリング界の重鎮が書いたものよりも強力にオススメしたいです。

斉藤純著「暁のキックスタート」、「風と旅とオートバイ」(後者は人にあげてしまったのか手元にありませんでした)。
小説家であり、オートバイ乗りでもある著者が、雑誌・アウトライダーに連載した短編を集めたもので、ツーリングが好きなライダーならきっと共感できると思います。
オートバイに乗らない人でも、乗りたくなる・・・かな?
この方は、他にもオートバイを文化や環境問題の側面からも論じた「オートバイライフ」といった名著もあります。

同じアウトライダーに連載された短編を集めた原田宗典著・「黄色いドゥカと彼女の手」、「時々、風と話す」もよかったです。斉藤純さんのよりツーリング指向が薄く、むしろ青春小説的な感じなので、より一般向けといえるかも知れません。
RZやVT、それにGPzなど80年代のオートバイが登場するのも泣けます。

香咲弥須子著「彼女のライダーズ・シック」。この方も小説家にしてライダー。
本短編集が出たのが平成元年頃で、当時は今ほど女性ライダーはいなかったと思いますが、出てくる主人公は皆女性で、颯爽としています。
女性ライダー必読?の書ですね。

こうして挙げると、旅行記というよりは、ほとんどがツーリングものですね。

まぁ、いずれも、古書店の100円コーナーでも見つかりますし、読みやすいので、機会があれば読んでみて欲しいと思います。

Turingnovels
イラストが素敵なものを並べてみました。

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