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2014年6月

GPz098. 池田典代 「Dream in the Street」- 1980年の幻

Ikedat

 この1年余りシティポップの再発モノを数々購入してきましたが、未知の女性ボーカルのを買ったのは、この人が 最初でした。

【特徴】
 澄んだ声というより、わりと力強い声質ですが、ファルセットなど歌い分けも見事。ちょっとミステリアスな雰囲 気です。

【出会い】
 タワレコ限定の再発CDは濱田金吾さんのを購入した後、しばらく離れていましたが、ishidaさんから教えていただ き、まったく存じないアーティストでしたが、興味が湧いたので入手しました。

【このアルバムについて】
 発売:2012年12月5日(原盤1980年)、入手:2012年12月
 CD入手困難度:-(再発現行盤)

 当時のトップミュージシャンが多数参加・・・だそうです(帯参照)。

01 アディオス
 作詞/竜 真知子、作曲/小林泉美、編曲/小林泉美・石田勝範

02 Dream in the Street
 作詞/池田典代、作曲・編曲/山下達郎

03 サマーオレンヂの恋
 作詞/川上一男、補作/堀木清一、作曲/大野克夫、編曲/船山基紀

04 冷たい雨
 作詞/生田敬太朗、作曲・編曲/佐藤 博

05 Love is like a party
 作詞/Marty Bracy、作曲/小林泉美、編曲/小林泉美・中村 哲

06 My prayer
 作詞/三浦徳子、作曲/James Kennedy、編曲/佐藤 博

07 愛のかけら
 作詞/池田典代、作曲/生田敬太朗、編曲/小林泉美

08 恋のジャイロ
 作詞/荒川みどり、補作/橋本 淳、作曲/大野克夫、編曲/船山基紀

09 Sunday morning
 作詞・作曲/池田典代、編曲/生田敬太朗・中村 哲

10 たたずんだ街角
 作詞/池田典代、作曲/久米大作、編曲/久米大作・石田勝範

 * * * * *

先述のとおり、曲にもよりますが、写真とのギャップも感じられる力強いボーカルです。同じ1980年に1stアルバムを出した須藤薫さんも同じ系統のボーカルですが、池田さんの方がやや1970年代な感じがしました。
万人受けする感じではないかも知れませんが、豪華なバックに支えられた楽曲は、まさに聴けば聴くほど味が出ると いったところです。

一番お気に入りは、アルバム中最もキャッチーといえる08ですが、解説によるとこのナンバーはいわくつきのようで ・・・、けど結果的に製作者側の意図通りだったということでしょうね。シングルA面だったということで、深く納得。

達郎さんの作曲で知られる02は、最初特別いい曲とは思えませんでしたが、アンニュイな雰囲気が彼女のイメージに も合っています(そういえば、ジャケ写はちょっとまりやさんに似ています)。
唯一、ご本人が作曲まで手掛けた09も、なかなかキャッチーでいい曲です。

今回アップしようと思っていた08はすでにYoutubeにあり(上記曲タイトルにリンクしています)、アルバムタイトル曲の02は注目度は高いでしょうが、削除される危険も高そうなので、ラテン調でインパクトのある01をアップしました(そういえば前回のCindyさんの記事に埋め込んだ曲も削除されてますね)。現行盤ということで1コーラスのみで イントロのスキャットもカットしています。なお、背景写真は某スポーツ用品を除いて自前のヒコ写です。

池田典代さんのデビューは前年の1979年ということですが、このアルバムが出た1980年は、アイドル界では山口百恵 が引退し松田聖子がデビュー、そして日本ロック界の重鎮・佐野元春さんもデビューしています。1980年代の幕開け の年ですし、いろんな意味で節目の年だったように思います。そんな年にでた池田典代さんの幻のアルバムが今再び光を当てられたのは感慨深いものがあります。

検索するとちゃんとしたレビューがいくつか出てきます。再発盤の解説も充実しているので、手にされてみるのもいいと思います。

<参考レビューの一例>
The Listener of Music Media

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