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2011年10月

GPz067. キャンディ・アイスラッガー 「キャンディ・ポップス#1」- 確かな歌唱に裏打ちされたお遊び

Candy


 すっかりご無沙汰でしたが(汗)、やや新しめの音源を取り上げる2回目は、世にも珍しいアカペラ・ガール・グループの登場です。冗談めかしたグループ名からして、映像イメージはこれしかないでしょう。

【特徴】
 4人組の女性ドゥワップ・アカペラグループ。おバカなアカペラ、略して「バカペラ」。少々ふざけたドラマなどを織り交ぜつつ、見事なアカペラを聴かせます。
 今まで紹介してきたアーティスト達とは一味もふた味も違います。というよりこんな路線、他にないのでは?

【出会い】
 それは、黒い袋でおなじみのマニアックなレコードチェーンの店頭のワゴンにありました。CANDY EYESLUGGERなるグループ名からしてフザけているし、アメコミタッチのイラストにも、少々まがい物っぽい印象を受けましたが、女性グループだし、格安、しかも未開封なので買ってみました。う~ん、このジャケじゃ、普通の人はなかなか手出さないかも^^;

【このアルバムについて】
 発売:1997年10月25日(廃盤)、入手:2010年11月3日
 CD入手困難度:★★★★★
 (マイナーレーベルのためか出物は極少)

01 ZING! WENT THE STRINGS OF MY HEART
 作詞・作曲/J.F.Hanley

02 恋の宅配ピザ男
 作詞・作曲/荒澤文香

03 野球選手になりたい
 作詞・作曲/池勝麻衣子

04 キャラメル☆ポンチ
 作詞・作曲/荒澤文香

05スクリーンの中に恋してる
 作詞・作曲/池勝麻衣子

 * * * * * * *

さすがアカペラをやるだけあって、歌唱力とハーモニーは見事です。
キーボード一本とかウクレレくらいの控えめな伴奏が入る曲もありますが、ほぼアカペラです。
私の知る範囲では国内では較べる対象がないので、コメントも難しいですが、一聴の価値ありでしょう。
メンバーは、Maiko、Fumika、Acheko、Ayakoの4人。
今回アップした01は洋楽カヴァーなのでいたって真面目ですが、他のオリジナルの詞はどこかとぼけた味があります。
あ、05は普通に切ないラブソングかな。メロディーもなかなかいいです。
楽器がない分、違いを出しにくいと思うのですが、それぞれテンポも違うし、うまく色分けされています。
間奏などがない分、曲自体は短めですが、その分寸劇が入るので、内容は濃いかも。

1stアルバムとなるこのCANDY POPS #1は、3か月連続リリースの1発目で前振りといった感じで、ラジオに見立てた構成のセリフ部分は他との関連性はありませんが、#2と#3はドラマで続きになっているので、できれば順番に聴いた方がいいです。
冒頭のマイコー・ジャクソンさんはリーダーの「まいこさま」が扮しているようで、03でも池勝選手としてヒーローインタビューを受けたりしています。
ドラマなどのセリフに関しては、歌に比べると力半分といった感じで、少々安っぽいのが残念ですが、2作目からのドラマは「歌われも聴かれもしなくなった曲」を救うことがテーマになっており、意外にシリアスで深い内容です(このテーマって、当ブログにも通じるものがあります)。参考までに、#3の帯では、「フーテンの寅さん」の笑いとペーソス、「ディズニーのファンタジー」・・・などと謳っています。
今回アップした動画では、01に05の最後の方、予告編までをつないでいます。

アカペラグループ自体、ゴスペラーズがメジャーになったのが2000年頃で、それ以前は世間的にほとんど認知されていなかったように思います。一時のアカペラブームを経た現在でも、女性グループはとんと聞きませんから、その意味では極めて貴重なユニットです。ただ、この3部作の後、メンバーチェンジを経てフルアルバムを1枚だしたものの、2001年に解散してしまったようです。

BENNTENというマイナーなレーベルですが、入っていたパンフによると、けっこう多くのアーティストがCDを出しています。有名なところではロリータ18号とか。
Windows Media Player で開くとちゃんとオンラインで、楽曲情報を拾ってくれるので、インディーズとまでは言いきれないみたいですね。

動画もないし、公式ページやCDジャーナル以外情報もほとんどないですが、こちらにお勧めしているページがありました。3曲目の歌詞も載せられています。

ジャケットなどには写真が全くないのですが、#3になってようやく歌詞カードの内側に写真が3枚ほど入って、どんな方々なのかわかるようになりました。
文香さんは途中でソロに転向、マイコ様は解散後、Petty Bookaやジ・アプリコッツというユニットに参加していましたが、その後の情報は見つけられませんでした。Petty Bookaは動画がありました。どちらかがマイコ様のようです(Bookaの方だから向かって右かな)。
http://www.youtube.com/watch?v=U1ufBkSnmRk&feature=player_embedded

ジ・アプリコッツの方も1曲だけありました。
http://www.youtube.com/watch?v=k1n0pqPCx0A

なお、グループ名の由来については、歌詞カードには一切説明がないのですが、公式ページに「キャンディ・キャンディとウルトラセブンの技の合体語」とありました。やはりその「アイスラッガー」でしたか。つか、誰かがウルトラセブンの熱烈なファンだったのでしょうか・・・

しかし、あらためて考えるとアイスラッガーって、すごいと思います。
体の一部を切り離してブーメランとして使う宇宙人、って発想がすごいですよね。その後、多くの作品でパロディに使われたりもしました。アンパンマンも、もしかしたら・・・
脱線ついでに、アイスラッガーの意味ですが、企画段階で番組名というかヒーローの名前が「ウルトラアイ」で(この名称は変身アイテムにも残ってますね)、その必殺技としての「アイ・スラッガー」だったそうです。
子供のころはそんな意味なんて考えもせず、「アイス・ラッガー」と勘違いしてましたが。

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Myu デビュー25周年記念ライブ!

20110921myu

今月頭に、とある資格試験を受けたり、連休もツーリングだったりで、ブログはすっかりお休みしていましたが、先日のライブについて簡単に書いておきます。
Myuさんが美雪としてデビューしてちょうど25周年にあたる9月21日の記念ライブに行ってきました。Myuさんのライブに参加するのはその半年前に続いて2回目でした。

この日は、台風の直撃で都内の電車が軒並み運休しましたが、私が職場から乗り継いだ2線は運よく走っており、余裕で現地に着くことができました。
駅に着いた時は、すごい風雨で傘もまともにさせない状況でしたが、駅前でお茶を飲んでいる間にすっかり雨も上がりました。

ライブの状況については、すでにご本人のブログにアップされつつあるので、詳しくはそちらをご参照いただくとして、今回特筆すべきは、デビュー曲の「雨上がり」をピアノ弾き語りで、そして「Christmas」をInner Smile Bandをバックに歌ってくれたことです。「美雪」時代の曲から入った者としては涙ものでした。と言っても、私は聴き始めて間もない新参者なのですが、ライブ会場にはデビューライブに来ていたという方もいらっしゃって、これには感銘を受けました。
25周年ライブということで、バックのメンバーも、近藤亜紀さんMiki Miyamotoさんmiwa*さんら単独で活動しているシンガーによるコーラスに、弦楽四重奏も加わって、たいへん豪華でした。「Christmas」でその弦楽四重奏が入らなかったのはちょっと残念でしたが・・・

ゲストには、Myuさんとお付き合いの長い二人のボーカリストが駆け付けました。
カズンの古賀いずみさんはMyuさんとの漫才(?)の後、代表曲の「冬のファンタジー」をMyuさんとデュエット。当時と変わらぬクリアなボーカルを聴かせてくれました。
続くTAEKOさんは初めて聴きましたが、そのソウルフルで圧倒的なボーカルには感動しました。
こちらにデビュー当時、令多映子名義で歌ってらした時の音源「恋せよ乙女」があります。

今回、前売りを買っていたのに台風のため来れなかった方には、そのチケットで次回のリベンジライブに招待という粋な計らいもありました。

デビュー時の曲については、今後も歌っていきたいとおっしゃっていたし、また、お邪魔したいと思っています。

なお、美雪さんのデビューアルバムをダイジェストで編集した音源がアップされていたので、是非ご一聴を。

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