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GPz062. 森丘祥子 「Pink & Blue」- 楽曲、声、顔すべて◎

Morioka

 聞き慣れない名前かと思いますが、このCMは記憶にある方も多いのではないでしょうか。

 「夢で逢えたら」はフルバージョンも聴けます。今回はこのCMでちょっと話題(?)となる前の彼女の1stアルバムを取り上げます。

URLはこちら→http://youtu.be/AycOFEGucaE

【特徴】
 声がいいし、歌もなかなか上手。曲とは関係ないけど、元(この時も?)アイドルだけあってルックスも抜群!

【出会い】
 「夢で逢えたら」は曲自体それ以前から好きだったこともあり、冒頭に挙げたCMはよく覚えています。けど、森丘さんの名前は記憶にありませんでした。
 最近になって中古CD漁りをしていた時も、その「夢で逢えたら」をタイトルにした2ndアルバムは何度か見かけていましたが、なぜかスルーしていました。
 で、そろそろ買うものも尽きてきたなぁ、と思い始めていた先日、よりレアそうなこちらを見つけたので購入しました。全然期待してなかったのが、大当たりで、2ndアルバムもつい最近入手しました。

【このアルバムについて】
 発売:1990年5月25日(廃盤)、入手:2011年4月23日
 CD入手困難度:★★★★☆
 (ほとんど見かけません。2ndがプレミア気味なのに対し、安価な傾向)

01 唇にラズベリー
 作詞/石川あゆ子、作曲/JOEY CARBONE、編曲/戸塚 修

02 One Night Fantasy
 作詞/岩里祐穂、作曲/岸 正之、編曲/小倉泰治

03 空気みたいなさよなら
 作詞/石川あゆ子、作曲/羽場仁志、編曲/小倉泰治、宮下文一、コーラスアレンジ/宮下文一

04 Blue Lemon Blue
 作詞/芹沢 類、作曲/亀井登志夫、編曲/林 有三、コーラスアレンジ/宮下文一

05 冷たい雨
 作詞・作曲/荒井由実、編曲/戸塚 修

06 見えない自転車
 作詞/森丘祥子、作曲/和泉常寛、編曲/宮下文一

07 Pretty In Pink
 作詞/岩里祐穂、作曲/和泉常寛、編曲/小倉泰治、コーラスアレンジ/宮下文一

08 嘘つきなあなたへ
 作詞/石川あゆ子、作曲/岸 正之、編曲/林 有三

09 助手席のダイヤモンド
 作詞/岩里祐穂、作曲/岸 正之、編曲/小倉泰治、コーラスアレンジ/宮下文一

10 Blue Lemon Blue (Instrumental)

 * * * * * * *

前回、「次回は小西康陽さんが関わった音源を取り上げる」と書きましたが勘違いでした。
小西康陽さん(元・ピチカートファイブ)がプロデュースしたのは、森丘祥子さんの2ndアルバムだけで、本アルバムには関わっていないようです。

さて、この森丘祥子さんのアルバムですが、1960~70年代の洋楽や一昔前の歌謡曲を彷彿とさせる、懐かしいテイストの楽曲に、甘くやさしい声が絶妙にマッチして、なんとも心地よいサウンドに仕上がっています。
Eri(菅井えり)さんや須藤薫さんなどにも通じる、この手のサウンドに私は弱いです。

アルバムタイトルについては、いろいろな解釈ができると思いますが、歌詞に関しては「Pink」(=Happy?)なのは、01と06くらいで、「Blue」なものが多いのですが、いわゆるスペクターサウンドを中心とした派手めなアレンジのお陰で、明るい雰囲気です。今回アップした07など、その代表格といえます。
やや少数派の04などの静かな曲も爽やかで、また違ったよさがあります。06では、男性コーラスユニット・JIVEのコーラスをバックにしたアカペラを見事にこなしています。

次の2ndアルバム「夢で逢えたら」も、帯に「おかえりなさい。あの頃のPOPSたち」と銘打ち、1970年代のJ-Pop黎明期の名曲たちをカヴァーしたアルバムで、この1stのコンセプトに似ているようにも思われますが、実際は逆のアプローチで作られているように思えます。
1stは、「あの頃のPOPS」を目指して曲を作っているのに対し、2ndは原曲こそ「あの頃の曲」ですが、現代的な感覚でアレンジした感じで、けっこう実験的なものもあります。同時期のピチカートファイブのサウンドに近いとも言えそうです。
個人的には1stの方が安心して聴いていられる感じがします(先に1stを入手したせいもあるでしょうが)。
このアルバム中、05は唯一のカヴァー曲ですが、既成のイメージを打ち破るインパクトで一聴の価値ありです(今回はあえて外しました)。
05があったからこそ、次の「夢で逢えたら」のカヴァーができたのだと思います。

森丘祥子さんは、工藤静香さんもメンバーだった3人組アイドルユニット、セブンティーン・クラブ のリーダーだったそうで、さすがに美女であります。
ただし、このアイドルユニットは全く売れず1年もしないうちに解散となったそうです。
5年ほど後に改名してソロデビューの機会を得た森丘さんでしたが、アイドル出身ということで、その音楽性はあまり注目されなかったのかも知れません。
CMが注目されたことからそこそこ売れた2ndに比べ、この1stはかなりレアなようです。
歌詞カードには、ジャケットのセクシーな衣装の写真が少々ある他、飯干恵子さんによる大人の女性が主人公のShort Storyが6篇綴られています。
こういうのは初めて見ましたが、いちおうアイドル路線で売っていたわけではないようです。

Amazonでは安価で出ていますし、キャッチーな楽曲、きれいな声、十分な歌唱力、と三拍子揃った魅力的なアルバムなので、多くの人に聴いて欲しいと思います。


<その他参考>

セブンティーン・クラブについての参考サイト
http://blogs.yahoo.co.jp/cherrycreekjp/26520210.html
http://51253438.at.webry.info/201101/article_1.html

こちらには水着の動画が!
http://www.youtube.com/watch?v=Nsn8UbQS080&feature=watch_response

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音楽・アルバム紹介」カテゴリの記事

コメント

ご紹介されていらっしゃる「夢で逢えたら」は秀逸ですネ!! この曲が収録されているアルバムをもし見つけたら即Getですね。

『Pink & Blue』持っていました。彼女、工藤静香さんも在籍していたというセブンティーン・クラブ出身なのですか!? バリバリのアイドルですネ!!
私個人的には「助手席のダイヤモンド」がとても印象に残りました。

投稿: HK | 2013年6月 2日 (日) 16時07分

HKさん、いつもありがとうございます!

「夢で逢えたら」のカバーはあまたありますが、森丘さんバージョンは私の中では1,2を争いますね。
アルバム「夢で逢えたら」は、某所のレコファンに法外な値段で出ていたりします。ブックオフでも500円以下ではなかなかないみたいですね。
「助手席のダイヤモンド」もいい曲ですよね。
といいつつ、別の曲をYoutubeにアップしようかと企てております^m^

投稿: GPz117 | 2013年6月 3日 (月) 00時19分

名前は記憶になかったんですが、ジャケットが可愛いので、500円だったけど思い切って買ってみました。

アイドルのような感じがしたけど、なかなか良いアルバムでした。

投稿: SaToshi | 2014年8月24日 (日) 23時19分

SaToshiさん、コメントありがとうございます!

やっぱり悩んだ時の決め手はジャケですね^^>
この声が好きなら、けっこう気持ちよく聴けると思います。
私の場合、HARD OFFのジャンクコーナーで見つけ、たしかその下のワンコインだったので、たいそうお得感がありました^^

投稿: GPz117 | 2014年8月26日 (火) 23時43分

初めまして。
ちょうどブログで作曲家・岸 正之について触れた事もあり、色々と検索していてこの記事を見つけました。

森丘祥子のこのアルバムは発売後すぐに購入しました。完全なジャケ買いでしたが、大当たりでしたねw 未だに愛聴盤です。
特にジョーイ・カルボーンのキャッチ―な「唇にラズベリー」、そして岸 正之が手掛けた「嘘つきなあなたへ」「助手席のダイヤモンド」がお気に入りです。


ガールポップに関する膨大な過去記事、少しずつ読ませて頂きますね。聴いた事のないアーティストが沢山紹介されていて大変参考になります(^-^)/

投稿: べっく | 2014年9月 7日 (日) 18時09分

べっくさん、コメントありがとうございます!

ブログ拝見しました。
このアルバムを愛聴している方が他にもいらっしゃるというのは喜ばしいことです。挙げてらっしゃる3曲、私も大好きです。

音楽に関してはまるで素人の私ですが、いろいろ探求するうちに岸正之さんら作家さんの名前も徐々にインプットされてきました。シンガーもされてたのですね。
タワレコの再発はなかなかいいところを突いてきますね。岸正之さんについても興味がわきますが、際限なくなるので当面男性は追わないでしょうね^^;

投稿: GPz117 | 2014年9月 8日 (月) 23時29分

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