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2011年6月

WALKMAN NW-S756他、携帯プレイヤーのレビュー

ここ数年の音楽浸りの生活を支え続けてきた携帯プレーヤーも、半年前に三代目となりました。
容量に余裕ができたお陰で、しばらく聴いていなかったアルバムを聴くことができ、前回取り上げたFesta Modeなど、新発見や再認識の機会を得ているところです。

今回は、これまで使用してきたものも含め、独断でレビューを書きたいと思います。

Mp3

左から、
初代 :Cowon iAudio G3(1GB、2004年12月購入)
二代目:東芝 Gigabeat U408(4GB、2008年6月購入)
三代目:ソニー Walkman NW-S756(32GB、2010年12月購入)

初代は容量1GBだったが、フラッシュメモリタイプとしては、当時は大容量な方だった。
ポップスのアルバム一枚をMP3にすると50MB程度になるので、20枚がやっとという感じだけど、これだけの音源が手のひらに収まるというのは今考えても画期的である。
ちょこちょこ音源を入れ替える必要はあったが、それほど煩わしい感じはしなかった。乾電池式なので、PCに接続しても勝手に充電が始まらないせいもあった。

2代目は4GBになり、かなり余裕が出るかと思われたが、やはり手持ちの音源を全て入れるには足りなかった。
PCに接続すると充電が始まるので(3代目のWALKMANも同様)、あまり頻繁なあるいは満充電近い時の充電は避けたかったこともあり、入れ替えのタイミングの自由度が低い。
また、是非とも常駐させたいお気に入りも増えて来て、頻繁な入れ替えが面倒になってきたし、とんと聴かない音源も増えてきたので、すべて収めるべくさらに大容量の機種を導入することにあいなった。

2代目を買った3年前はまだ多くのメーカーが、この市場にひしめいていたが、今は多くのメーカーが撤退してしまい、ほぼ2強時代になってしまった。
そんなわけで、限られた選択肢の中で、容量を重視して選んだ結果、機能や使い勝手については、かなり妥協したように思う。

以下に、★3つで満点として、それぞれを評価してみた。1~3は初代~3代目の機種を示す。

◆電池◆
1:★★★
2:★
3:★★

星の数がそのまま電池の持ち、と考えてもらっていい。Walkmanもかなり持つ感じはするが、なんといっても初代は乾電池式なのが光る。キャンプツーリングだと、充電もままならないので、初代は今も重宝している。

◆操作性(ボタン)◆
1:★★★
2:★★
3:-

ウォークマンは、平面的なボタンで非常に押しずらい!逆に、ポケットに入れてる時など不用意に押されてしまうことも。おまけに、HOLDにしていても、どれかのボタンが押されると電源が入ってしまうというマヌケさ(どこがHOLDなん!)。
さらに、オートパワーオフはいちおうあるようだけど(取説には記述がない)、動作停止が10分とか続かないと切れないみたいで、時間の設定が出来ない。よって、その間にOFFから二回ボタンが押されて再生が始まったりすると、知らないうちに電池を消耗してしまう。
これらの問題はケースを装着したことで改善されたが、オプション品の装着を前提としたような商品作りは、ユーザーからすると甚だ迷惑である。
また、OFFの状態から、どのボタンを押してもONになってしまうので、OFFにしたかどうかの確認が困難!というとんでもない作りである。

初代・iAudioには、選曲モードや機能選択モードなどにしていても、ひと押しで再生画面に戻れるボタンがあり、これがすこぶる便利だった。

というか付いてて当然のものだと思うが、GigabeatやWalkmanにはそれが付いておらず、Gigabeatの場合画面を見ながら初期画面に戻るまでメニュー選択ボタンを押す(押しすぎるとまた選曲モードに)。
さらに、Walkmanの場合はボタンを押していくと機能メニューの画面でストップし、再生画面には戻らないようになっている。
別のボタン(十字ボタン)で、全体メニューから選び直す必要があり、ものすごく使いづらい(かなり慣れれば手探りでもできるかもしれないが)。
いずれの機種も、一時停止や曲のスキップなどをする際は音楽再生画面に戻らないとできないわけで、一番基本の画面といえるのだけど・・・。東芝やソニーってば携帯プレイヤー何十年作ってんだか。

◆携帯性◆
1:★★
2:★★★
3:★★

これは50歩100歩といったところ。初代は本体がプラスチックで軽いけど、電池のお陰でけっこう重い。Gigabeatは、小型のマッチ箱くらいでほとんど気にならない大きさと重さ。Walkmanの薄っぺらい形状は、動画対応で大画面のため致しかたないが、個人的にはあまりしっくりこない。
まぁ、いずれもかつてのものに比べると格段に小さくなってるし、携帯上はほとんど問題にならない。

◆FMラジオ◆
1★★★
2★★
3★

あ、安部礼司」を欠かさず聴いているので、FMラジオは必須。もっとも今はタイマー録音できるコンポを買ったので、リアルタイムで聴く必然性は低いけど。
初代を買った当初はコンポがなかったので、FMがタイマー録音できるのには、大変お世話になった。
二代目はFMは手動で録音できる。ただし、録音中はボリュームの調整ができない。
三代目はFMは聴くだけで録音できない(><)

◆その他の機能など◆

初代:
外部録音はもちろん、ボイスレコーダー機能もあり、けっこう重宝した。当時のこの手のものとしてはフルスペックで、機能的に不満はなかった。
iAudioを作っているCowon(コゥオン)は韓国のメーカーだけど、アフターサービスもまずまずで、2回修理に出したけど、長期保証も併用していずれも無料だった。
今回も購入時に検討したけど、容量で選ぶとあまり好きでないタッチパネル式の高額な機種しかなかったので外れた。

二代目:
ほとんど使わなかったがFMトランスミッタを内蔵。
変わったところでは、ランダム再生の時、再生した曲を遡ることができる。これは意外にいいかも。ただし、一度電源を切ると、それまでの再生曲の記録がリセットされてしまうことに加え、ランダム再生パターンはかなり単純なようで、全曲ランダム再生していても、2日と開けずに同じ顔ぶれの曲が再生されることがよくあった。
アルバムにリンクさせてジャケット写真などを表示させることができるが、やったことがない。

三代目:
ノイズキャンセラーが付いてて、動画にも対応しているのは、大きなポイントといえるが、最新機種だしねぇ・・・
ジャケット写真はもちろん、歌詞もダウンロードして表示できるらしいが、私の聴くような古い音源には縁がない機能といえる。

と、最新のWalkmanについては辛口の評価になっているが、特筆すべき機能として全曲再生が曲名順にできることを挙げたい。
それまでの機種は全曲再生といっても、アーティスト順にアルバムごとに再生していくタイプだったので、次の曲が予想できてしまう。
全曲ランダムもできるが、前述のようにスイッチOFFでそれまでの再生曲がリセットされてしまうため、「いつまでたっても全曲制覇ができない状態」にあった(iPod Shuffleなどはどういう形態なのか知らないが)。

その点SONYの全曲再生は、次にどの曲が流れるか予想しづらいという点で、ランダム再生にかなり近く、かつ無駄なく全曲制覇できる便利な再生形態である。逆に、石嶺聡子さんの「青空」に続いて、上田知華+KARYOBINの「青空」、次いで清水綾子さんの「青空」といった具合に、次の曲が想像できる場合もあるが、そうした聴き比べもまた楽しい。

 * * * * * 

以上、最新のWalkmanは、全曲再生だけは評価したいけど、その他の点では、一時代前の使い方(音楽を聴くことに徹して、ジャケット写真や歌詞は必要としていない)の私のようなユーザーには、今ひとつ。
けど、あくまで個人的な比較の話なので、これだけ持っててこれに慣れてしまえばどうということはないかも知れない。

ところで、この市場の巨人であるiPodを一度も購入していないのは、私がひねくれ者だからに他なりません(笑)

 --- 次回予告 ---

先ほど、NHKのBSにプロデューサーの小西康陽さんが出ていました。
だからというわけじゃないけど、次回は小西さんが関わったボーカリストを取り上げます。

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GPz061. FESTA MODE 「FESTA MODE II」- ドリ○ムが苦手なすべての人へ

Festaa

 本シリーズで、過去にユニットを取り上げた例は、Ellisの一度きりなのですね(別に避けてるわけではないのですが)。今回取り上げるのは、一木有佳子(Vo)、工藤仁志(Key)、砂田裕史(G)からなる、当時のいわゆるド○○ム編成のユニットです。

(動画をダブルクリックすると大きな画面で見られます)
 ツーリングで撮った動画をDVDにして仲間にあげた際に、磐梯吾妻スカイラインのバックにこの曲を流したら、なかなか合っていたので今回もその動画を使っています(あくまで音楽主体なので画質は落としています)。
 頂上付近の荒涼とした風景は何度走っても新鮮です^^。天気がよければホントに最高!高い通行料を払う価値はあります。頂上の吾妻小富士も是非登っておきたいところです。この時は秋の紅葉シーズンで、月曜だというのに道も駐車場もかなり混んでいました。

  このアルバムはジャケット裏に「続きは中を見てね!」という意味の表示があるように、表、裏、さらに中の歌詞カード、とコマ漫画のような仕立てになっています。

Festab1

【特徴】
 ボーカルの一木さんはモダンチョキチョキズの濱田マリさんにちょっと似ており、歌詞カードのスナップなどを見ると明るいキャラクターが伺われますが、音楽性は必ずしも近くないようです。サバサバした感じの美声で、高音まで突き抜ける歌唱力も素晴らしいものがあります。

【出会い】
 当時「愛してるってば」をFMで聴いて一聴き惚れ。以来カセットテープに録ったその音源はたまに聴いていましたが、それ以上掘り下げることはないまま10年余・・・。
 女性ボーカルにはまり出した初期に入手しましたが、アルバム全体としては「愛してるってば」ほどのインパクトはない印象で、ちょっと聴いて放置していました。
 が、最近再び聴くようになり、そのポップセンスを再認識しているところです。

【このアルバムについて】
 発売:1994年9月25日(廃盤)、入手:2006年2月7日
 CD入手困難度:★★★☆☆
 (3枚のアルバムのうち2ndは一番売れたようでそこそこあります)

作曲は男性メンバー2人が分業。元カシオペアのドラマー・神保彰さんのプロデュースだそうです。

01 Play Back part III
  作詞/沢ちひろ・一木有佳子、作曲/砂田裕史、編曲/岩田雅之

02 One More Kiss
  作詞/Lee、作曲/砂田裕史、編曲/岩田雅之

03 Snow kiss Snow dance
  作詞/Lee、作曲/砂田裕史、編曲/小野沢篤
 
04 愛してるってば
  作詞/沢ちひろ、作曲/砂田裕史、編曲/大村雅朗

05 いつか話そう
  作詞/Lee、作曲/工藤仁志、編曲/Derek Nakamoto

06 いきなりPON!
  作詞/Lee、作曲/工藤仁志、編曲/Derek Nakamoto

07 Urban Camel
  作詞/Lee、作曲/砂田裕史、編曲/Derek Nakamoto
 
08 あなたのいる寂しさ
  作詞/Lee、作曲/工藤仁志・砂田裕史、編曲/Derek Nakamoto

09 風と旅しよう
  作詞/一木有佳子、作曲/砂田裕史、編曲/FESTA MODE・Susie Katayama

10 Actual Angel
  作詞/一木有佳子、作曲/砂田裕史、編曲/Derek Nakamoto・Susie Katayama

 * * * * *

先にもちょっと書きましたが、当時聴いた04は、今まで聴いたこともない曲、という印象を受けました。前向きな詞もいいし、ノリノリのメロディーと、魔法のような見事なアレンジがたまりません。
01がIONA春のキャンペーンソングだったのに続く、IONA秋のキャンペーンソングだったそうです。その後、ラジオで彼らのライブのCMのバックにもこの曲が使われていたので、おそらく彼らの最大のヒットなのだと思います。01、04ともタイトルをYoutubeにリンクしてるので是非お聴きを!

他の曲もアップテンポな曲が主体で、実にキャッチーです。
06なんかはフザけたタイトルですが、サンバ風のあっけらかんとした曲です。07あたりはタイトル通り都会的でしゃれた雰囲気です。
09はちょっとツーリングとかを連想させますが、日本馬主協会連合会CMソングだったようです(馬違いでした^^;)。アルバム中では05と並ぶしっとりした曲です。この次の10へ続く流れがなんともいいです。
その10はあらためていい曲だと思いました。購入当時、このよさを理解できなかったとは、まったく不徳の致すところです。

本格的なレビューを書いている方がいらっしゃいますので、ご参照下さい!
http://plaza.rakuten.co.jp/anotherbright/diary/200906180000/

このページによると、やはり当時ド○○ムの亜流的な扱いをされたようです。
本記事でも、ド○○ムを引き合いに出してしまったわけですが、ド○○ムよりもずっとイイという意味で、あえて出しました。
個人的には、ド○○ムって未だに理解しきれないところがあります。当時、嫌でも耳に入ってきた彼らのヒット曲には元々「?」だったのですが、若い女性に圧倒的な支持を受けていたことから、レンタルして聴いてみました。けど、やっぱり「そんなにいいかな?」という感じでした。
詞が必ずしも男には共感できないことに加え、やや強引なメロディーも好きになれませんでした。さらには、声が好きな系統ではありません。

一方、このフェスタ・モードは、ボーカルもいいしキャッチーですんなり馴染める感じです。
詞はやはり女性目線ですが、ド○○ムのドロドロした感じ(個人的な印象)はなく、爽やかなメロディーに合っています。声はフェミニンというよりは、クールな感じですが、ド○○ムのようなアクの強さ(あくまで個人的な印象です)は皆無です。

この2ndでは、タイアップ情報は書いていませんでしたが(帯付きを買ったはずが帯が見当たらず)、ちょっと調べただけでも3曲がタイアップでした。
先頃入手した1stの帯には、10曲中5曲がタイアップ曲であることが書いてあり、「We go together」といういすゞエルフのCMソングもありました。イスザー(?)としてはそれだけでも嬉しいのですが、この曲がまたいいんです。

一木さんは現在、simonsayzというユニットで活動しているようです。ブログもやっています。
砂田さん、工藤さんの現在の状況はちょっと調べた限りではわかりませんでした。お二人ともいい曲を書くので、今も活躍されていることを祈ります。
なお、砂田さん作の「風のない街」がYoutubeにありました。堂本 剛さんがドラマの中で歌ったそうです。

◆その他情報◆

スマイルノート
(メドレーがなかなかよいです!)
http://ameblo.jp/nakashimatakao/entry-10664914953.html

CDジャーナル
http://artist.cdjournal.com/a/festa-mode/126501

Amazonのレビュー
http://www.amazon.co.jp/II-FESTA-MODE/product-reviews/B00005GF8E/ref=sr_1_3_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1

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