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GPz059. 佐伯りき 「riki」- あの超名曲をカヴァー!

Saekiriki

 ごく最近の入手ですが、めちゃ気に入ってます。
 今年新たに発掘したボーカリスト(すでに30人を超えている・・・)の中で暫定1位といえます。

(動画をダブルクリックすると大きな画面で見られます)

【特徴】
 素直かつパワフルで、歌も上手いし、ポップな曲が揃っていて元気が出ます。
 ラブソングが少ないロックっぽい雰囲気から当初、鈴木彩子さんに近い印象でした。もうちょっとメジャーな方でいうと白井貴子さんあたりかな?佐野元春さんのカヴァーつながりもあり(笑)

【出会い】
 ある中古店で見つけ、一瞬、男性かと思って手に取ってみると、女性。初見だし、ややアイドルっぽいジャケット写真には敬遠する要素もあったのですが、裏を見ると、なんと佐野元春さん作の曲があるではないですか!
 楽曲提供なんてするんだ、と思いつつ購入を決めました。
 直後に入った店で一服しつつ、再度ジャケットを確認したら、あの有名曲のカヴァーでした。

【このアルバムについて】
 発売:1987年6月25日(廃盤)、入手:2011年4月9日
 CD入手困難度:★★★★☆
 (中古CD探しを始めて5年余で、初めて見たので、かなりレアでしょう。けど、オークションにはそこそこあり。)

編曲はすべてムーンライダーズの白井良明氏。曲数が少ない分、内容は濃いです。

01 ガラスのジェネレーション
 作詞・作曲/佐野元春
 言わずと知れた佐野元春さんの名曲をシングルでカヴァー。曲タイトルにリンク貼ってるのでご一聴あれ。

02 ストリート・バレリーナ
 作詞/江川かおる、作曲/坂井紀雄
 曲も詞も、なかなかの疾走感。佐野元春さんの曲に例えると「アンジェリーナ」でしょうか。2年ほど前から唐突に、楽譜がネット上で頒布されています。

03 Do it Everyday
 作詞/及川眠子・大野彰彦、作曲/八幡國宏
 前向きな歌詞を力強く歌っていて、シンプルでいいです。イントロとか、06に近い雰囲気も。

04 ミラムのように
 作詞/及川眠子、作曲/白井良明
 02、03より広く受けそうなキャッチーなナンバー。アルバム中では、唯一といえるラブソングっぽい歌詞は初々しいまでに爽やかで、アイドル度高めとも言えます。
 「ミラム」って何かと思って調べたら、おおざっぱに言うと「夢」みたいな意味でした。

05 時代のトビラ
 作詞/佐伯りき・江川かおる、作曲/山田晃大
 唯一のスローナンバーで、アコギとストリングスを主体とした、落ち着いた曲調。夢と現実が交錯するようなおとぎ話のような歌詞も異色ですが、しっかりしたボーカルが、未来への希望を感じさせてくれます。

06 忘れかけてたBirthday
 作詞/及川眠子、作曲/白井良明
 ストレートなサウンドとボーカル。これも元気が出るいい曲です。
 
07 Stop Kiss Me Baby
 作詞/江川かおる、作曲/八幡國宏
 前・間奏のシンセなど全体に80年代が香るサウンド。これも02に近い、ノリ最優先?の「アンジェリーナ」系。個人的には、それほど好きなタイプではないはずなのですが、癖になる強力なパワーがあります。
 絶妙の節回しや、クライマックスの半端ない全開ぶりが、彼女のポテンシャルを物語ります。

 * * * * *

マイナーさでは、これまで紹介した中でもトップクラスといえます。
メジャーでリリースしたアルバムが1枚のみのアーティストは、慶田朱美さん飯田有記美さんがいましたが、いずれも10曲収録のフルアルバムでした(他に荒井尚子さんもフルアルバム1枚のみですが、ボーカリストが本業とはいえません)。
Youtubeに01がアップされていた以外、情報もほとんどありません。

その01、感じ方は人それぞれでしょうが、個人的には、これまで何百回も聴いた佐野元春のオリジナルバージョンの印象が強すぎるが故に、当初の違和感はあるのですが、何度か聴いていると、佐野さんに比して素直な歌い方や、より歌詞の年代に近そうなイメージから、これはこれでいい!と思えてきます。
しかし、シングルでこの名曲をカヴァーするとは・・・、もしかしてドラマの主題歌とかになってたのでしょうか?
佐野バージョンと違い最後のフレーズを何度も繰り返すところは、「つまらない大人」になってしまった身には少々イタいかも(笑)
あろうことか私は今まで、「フラミンゴ」とか「カンガルー」の部分など、何と言っているのかわかってませんでしたが、今回初めて日本語として認識しました(いかに歌詞に関心がないか。てかカラオケで歌詞見てるはずだけど・・・)。
さらに関係ない個人的なことですが、佐野元春さんの曲を積極的に聴くようになったのは、90年代になってからで、所有しているのはベスト盤だけです。それらのジャケットは、最初にYoutubeにアップした動画の背景に使っています。

 - - - - -

さて、今回アップした音源ですが、01がすでにアップされていたので、それ以外からということでかなり迷いました。みなそれぞれにいい曲なので。
04や05も候補に挙がりましたが、悩んだ末、個人的に一番の06に決定。しかし、これも系統としては01に近いし、ややオーソドックス過ぎかな?というのがありました。
というのも、アルバムを何度も聴いているうちに、07こそ佐伯りきさんの真骨頂と思えてきたからです。これを聴かなきゃ彼女の真価はわからないのでは・・・?。
というわけで、誰もが認める(であろう)名曲の06と、曲の良し悪しはともかくこのアルバムの性格を代表している07とのニコイチにしました。
いっそ2曲アップするという手もありましたが、廃盤とはいえアルバム中の半数近くがフルに聴けるようにしてしまうのは、どうかと(楽曲のアップ自体問題があることは認識してますが・・・)。
演奏者については記載がなかったですが、ギターはやはり白井さんなのでしょうね(それにしても白井さんのサイトなかなか笑えます)。

佐伯りきさんは他に、漫画(?)のイメージアルバムで2曲ほど歌っているようですが、純粋にアーティスト・佐伯りきとしては、これに収録されている楽曲がすべてのようです。これほどの逸材なのに、もったいないですね。

ところで、「りき」って名前、ちょっと男の子っぽいですが、ジャケット写真もボーイッシュです。
横顔しか写ってませんが、歌詞カードの中には正面の写真もあり、まだあどけない感じですが、なかなかキュートです。今回はあえてお見せしません。是非探して下さい^^

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コメント

すごい分析力ですね、感心いたしました!

投稿: 寅吉 | 2012年7月 3日 (火) 17時56分

寅吉さん、コメントありがとうございます。
このようなつたない記事を、お褒めいただき恐縮です。マイナーなボーカリストをプッシュしたいという気持ちだけで、やっておりますゆえ、たいへん励みになります。
なお、佐伯りきさんは最近のBetty Blueの記事でも書きましたが最近音楽活動を再開しています^^http://ameblo.jp/aoi-betty/

投稿: GPz117 | 2012年7月 4日 (水) 22時18分

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