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2011年4月

GPz058. 田中友紀子 「1/2ダースの想い出」 - 村田和人プロデュース!

Gpz058

 最近入手したのですが、かなり気に入ってます。
 ジャケットからもわかるように、テーマは冬なので、もっと早く紹介したかったのですが、この時期になってしまいました。
 いっそ、夏がテーマの1stアルバムを取り上げる手もあったのですが・・・

(動画をダブルクリックすると大きな画面で見られます)

【特徴】
 何といっても声が素晴らしい(てか個人的にツボ)。村田和人さんによるキャッチーでちょっと懐かしめのサウンドも万人受けしそうです。

【出会い】
 去年の夏にシングルCD「CROSS TO YOU」を見つけたのが最初(カヴァーではありません)。強い個性はないものの爽やかな声に好感を持ちました。
 その後、年明けに中堅チェーン店で1stミニアルバム「君たちのくれた夏」とこの2ndが揃って出ているのを発見。やや高めでしたが、オークション価格より安く入手できたのでラッキーでした。

【このアルバムについて】
 発売:1993年12月1日(廃盤)、入手:2011年1月29日
 CD入手困難度:★★★★☆
 (「た行」は、あまり熱心にチェックしていなかったこともあり、購入時以外見た覚えがありません。オークションの出物もかなり少ないようです。)

すべて、作詞/田中友紀子、作曲・編曲/村田和人となっています。

01 想い出がはじまる日
 1stアルバムのトップを飾る「君たちのくれた夏」と対になったような感じのキャッチーなナンバー。
 サビで「出会ったあの夏~」と夏からのつながりを織り込みつつ、「冬もやるわよ!」と宣言しているようなところが、オープニングにピッタリです(笑)
 曲タイトルにYouTubeのリンク付けてるのでご一聴のほど。

02 真夜中のホブソンズ
 落ち着いた曲調に甘い声がなんともいえずイイ感じ。

03 うつむいた夜
 スローで静かな、やや重たい感じの失恋ソング。

04 優しい時間の中で
 はずむような軽快で心地いいサウンド。なんとも純粋無垢な歌詞が、聴いててじれったく感じるのは、年取った証拠でしょう(笑)

05 Best of my friend
 テンポとしては01に近いですが、歌い出しや抑揚の効いたメロディーラインが、なかなか強い印象を与えます。
 それほど強くないボーカルなので、オールディーズっぽい控えめなアレンジがよく合っています。

06 届かないX'mas
 03ほどストレートではないものの、これも失恋ソング。アルバムの最後を、しっとり悲しげに締めくくります。
 そういう心情にある女性なら、どっぷり浸かれるのでしょうけど、個人的にはこの救いのない終わり方は「?」です。

 * * * * *

際立った個性がないと言えばそうかも知れませんが、クセのないボーカルと親しみやすい楽曲は非常に気持ちいいです。
オールディーズ風なバックコーラス(村田和人、湯川トーベン、佐野公美の各氏)も爽やかそのもの。ただ、そのあたりは、やはり夏の曲にベストマッチなのかも知れませんが(夏をテーマにした、1stは竹内まりやさんや、初期の児島未散さんにも近い雰囲気で夏の定番になりそうです)。
等身大の若い女性の気持ちを表した歌詞は、男からすると微妙なものもありますが、いろんな意味で時代の空気を感じられます。
1stでは、すべて作詞家さんによる歌詞でしたが、このアルバムではすべて田中友紀子さん本人が詞を手掛けていることもポイントでしょうか。

村田和人さんらバックが強力なこともあり、どの曲もかなりいい仕上がりになっていますが、ヒットには恵まれなかったようで、ミニアルバム2枚に続きフルアルバム1枚をリリースしたのを最後に、音楽活動を休止されてしまったようです。
3rdは未入手ですが、手元にあるわずかな情報では、村田和人さんが関わっている様子はありません。

ニコ動では、村田和人さんと竹内まりやさんがデュエットした「Summer Vacation」のカヴァー(1stアルバムに収録)が聴けます。オリジナルと聴き比べてみるのも面白いでしょう。
ちなみに、村田和人さんはお名前は存じていましたが、私は今までちゃんと聴いたことがありませんでした。山下達郎さんのプロデュースでデビューしているのですね。誰もが知っているヒットこそないものの、通の間ではかなりの支持を得ているようで、この一連の田中友紀子さんへの楽曲を聴いても、その抜群のセンスが伺い知れます。

 - - - - -

さて、最初、例によって歌詞カードはおろか曲名も見ずに聴いていたのですが、何度か聴くうちに02で「ホブソンズ」と言ってることに気付き、まさかと思いつつCDの背を見ると、タイトルがズバリ「真夜中のホブソンズ」!ってそんなんアリ?
そこまでハッキリとブランド名を出すとは・・・
ホブソンズが上陸した当時はビンボー学生だったので、そんな高級アイス(←当時のイメージ)を食したことはなかったですが、仲間がバイトしていたことから、その名前だけは脳裏にインプットされており、またバブルを引きずっている(?)当時の様子をよく表している歌詞に、ちょっとやられました。
そんなこともあり、02をアップしたのですが、01がアップ済みでなかったら、そちらにしていたでしょうね。
Youtubeでは、他に3rdに収められている「リフレクション」を聴くことができます。「想い出がはじまる日」、「リフレクション」とも本人が歌っているバージョンもアップされていますが、ジャケット写真とずいぶん印象が違います。

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Miekoさん@No・re・so・reチャリティーライブ

もう2週間近く前のことですが、4月4日、シンガーソングライター・Miekoさんのユニット、No・re・so・reのチャリティーライブに行ってきました。
詳細はHaco changさんのブログをご参照いただくとして、個人的には・・・
シンディ・ローパーさんの空港でのエピソードって知らなかったのですが、Miekoさんが紹介したのを聞いて感激!続いて歌われた「Time After Time」はひときわ感動しました。
続く「Melody Fair」(Bee Geesのカヴァー)もツボでした。そして、最後の「明日への翼」、Miekoさんオリジナル「桜ひとひら」も素晴らしかった!

1年ほど前にも一回行ったのですが、その時はMiekoさんの地元の同級生?のお客さんが多数来ており、同窓会的な雰囲気に少々引いてしまい、秋のライブはパスしてしまいましたが、今回は文句なしに楽しませてもらいました。
男性二人も素晴らしいボーカルを披露していました。三人ともソロで歌えるユニットってなかなかないですね。

それはそうと、ここ半年ほどに聴いたライブって、丸山みゆきさんmicco(中里あき子)さんMyu(美雪)さん、Miki Miyamotoさん、そしてMiekoさんと、みんな「み」が付く方ばかりです。

だから何?、という感じですけど・・・( ̄◆ ̄;)

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GPz-R010. sarah ♪春ある国に生まれ来て

以前紹介したボーカリストの曲をYouTubeにアップして振り返るこのシリーズも、ようやく10回目となりました。

暖かい日が続いたため、東京周辺は桜が満開になっています。
先の震災のこともあり、花見は自粛ムードのようですが、やっぱり満開の桜はいいものです。

ということで、春になったら上げようと思っていた、浜本沙良改めsarahさんのこの曲を。

動画をダブルクリックするとYouTubeのサイトで直接見られます。
URLはこちら↓
http://www.youtube.com/watch?v=18YkJep-crk

以前も書きましたが、1998年さくら銀行CMソングだそうです。その3年後には、三井住友に変わってしまい、sarahさんも表舞台から姿を消してしまうのですが・・・。

背景は、主にここ2、3日で撮り集めた春っぽい素材ですが、「春ある国」を表現するにはまだまだですね^^;

他に、Youtubeでsarah名義の曲としては「天真爛漫」がアップされています。こちらも春っぽく、ちょっと和な雰囲気の曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=GfgwPxsxUW8

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GPz057.吉中美樹 「My Cup of Tea」

Yoshinaka

 震災のこともあり少々間が空いてしまいましたが、前回米村裕美さんを取り上げた時点で次回にと決めていたこの方を紹介します。
 今だからこそ、こういう落ち着いた曲がいいですね。

(動画をダブルクリックすると大きな画面で見られます)

【特徴
 ジャケットどおりの自然体で穏やかな雰囲気。最初、米村裕美さんにかなり近い印象を受けました(ということは矢野顕子さんにも近いということになります)が、さらに普通っぽい感じでしょうか。
 特徴が弱いとも言えますが、より万人向けとも言えるでしょう。

【出会い】
 とある中古店で発見。知らない方でしたが、ジャケットの雰囲気がよかったので購入しました。

【このアルバムについて】
 発売:1991年1月21日(廃盤)、入手:2008年10月11日
 CD入手困難度:★★★★★
 (中古店で見たのは2~3回です。)

すべて作詞作曲はご本人、編曲もすべてにご本人が関わっています。

01 彼女の魔法
 編曲/吉中美樹、大平 勉

02 守りたいひとがいる
 編曲/吉中美樹、大平 勉

03 素顔
 編曲/吉中美樹、大平 勉
 
04 空色の傘
 編曲/吉中美樹

05 ウォーター・リリーズ(ピアノ・ヴァージョン) 
 編曲/吉中美樹

06 風に吹かれて
 編曲/大平 勉、吉中美樹

07 一年目の夏
 編曲/吉中美樹

08 フェアリー・ダンス
 編曲/吉中美樹

09 あったかいね
 編曲/吉中美樹

10 台風娘
 編曲/吉中美樹

11 ウォーター・リリーズ(チェレスタ・ヴァージョン)
 編曲/吉中美樹

12 手紙 
 編曲/吉中美樹

13 スプリング・グリーン 
 編曲/吉中美樹

 * * * * *

穏やか系のボーカリストのアルバムって、よほど声がツボでない限り、パッと聴きはあまり強い印象を受けないのはいつものことで、私の未熟さゆえなのですが、この吉中美樹さんについては、米村裕美さんと重なるところがあったため、当初よけいに印象が弱くなってしまった感がありました。
しかし何度か聴いていると、透明感のあるボーカルとピアノを中心としたアコースティックサウンドが、とても心地よく感じられてきます。
先の一大事があったから、こうした曲たちが心に沁みてくるっていうのもあるかも知れません。
多少の不自由はあるものの、こうして音楽を聴いたりして以前とあまり変わらぬ生活が送れていることが、とてもありがたく感じられる、そんな曲が揃っています。

そんなこともあり、従前はわりとポップなものを選んでアップしてきたのに対し、今回は迷った末、静かな曲をチョイスしました。余計な説明はしませんが、すごくいい曲だと思います。

当初は、06か10あたりのアップテンポでキャッチーな曲のアップを考えていました。10は生まれたばかりの実の娘さんのことを歌っているみたいですね。ブログを拝見すると、もう高校生ということですから。
02もややテンポのよい曲で、内容的にも今回アップするのにふさわしいかな?とか考えましたが、結局04にしました。
01、03、07、09、12あたりのふんわりした雰囲気は、このアルバムの印象を決定づけています。この辺の曲は、個人的に矢野顕子さんに近い印象を受けます。09なんかは、みんなの歌か教科書に出てきてもいいような雰囲気です。
05、13はピアノ、11はチェレスタのインストです。いずれも吉中さんが弾いています。11のチェレスタのオルゴールみたいな音は、赤ちゃんを寝かしつけるのによさそうです(^^)。
08は多重ハミングのみのアカペラで見事なコーラスを聴かせてくれます。

あらためて聴くと、01、02、06はドラムスも入ってて、なかなかポップなサウンドです。
さらに、わりと重厚なサウンドながら、実はピアノとストリングスのみの編成だったという曲もあり、あらためてこの事実を認識して、少々驚かされました。上田知華+KARYOBINにも通じるサウンドです。
こうしてあらためて聴いてみると、いろいろ新発見があり、なかなか聴き応えのあるアルバムです。

このアルバムでヴォーカリストとしてデビューする前は、バックコーラスをされたり、亀田誠治さんとバンドを組んだりしていたそうです。
ん・・・まてよ、亀田誠治さん?
って、前回紹介した米村裕美さんのサウンドプロデュースをされてた方ではないですか!雰囲気が近い感じがしたのは偶然ではなかったのかも(ついでに言うと、亀田誠治さんは下成佐登子さんの旦那さんでもあります)。

アルバムはこの1st(MIDI Records)の後、MELL Recordsから2nd、そしてなんと1年前に10数年ぶりに3枚目のアルバムをK&S Recordsからリリースしています(遅まきながら注文しました)。
この間、他アーティストへの楽曲提供なども行っており、現在も音楽学校の先生をしながらしっかり音楽活動されているようですね。

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吉中美樹公式ホームページ
http://www13.ocn.ne.jp/~y-miki/index.html

BLOG「my cup of tea ~吉中美樹の音と花と鳥の毎日~」
http://yoshinaka912.blog119.fc2.com/

Newアルバム 視聴あり!(のはずが、うまく聴けない・・・)
http://mu-f-fin.jp/new/?cls=detail&al_id=187

MELL office
http://www004.upp.so-net.ne.jp/mell-ofc/mell.html

株式会社 ケイ・エス・ピー
http://www.ksp-songs.co.jp/ksp/creator/yoshinaka_miki.html

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