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GPz053. 三宅亜依「Virginity」

 2011年一発目は、多数の未紹介の積み残しを横目に、最近発見したこの方。
 過去に「アイドルっぽい人」を取り上げたことはありましたが、明確にアイドルだった方は初めてです。

【特徴】
 アイドルとは思えない見事な歌唱力。デビュー当時まだ19歳の元気なボーカルが心地いいです。

【出会い】
 名前に聴き覚えは全くありませんでしたが、半年ほど前、昔のFM番組のカセットテープをデジタル音源化した中に入っていました。
 と言っても残っていたのは、ラストの"I Love You~"の1フレーズのみで大部分は切れていました。1フレーズだけの印象としては、とりあえず下手ではないとういう程度しか判断できませんでした。
 曲紹介で"みやけあい「愛がすべてだった」"と言っていたので、動画にクレジットを入れるためネットで漢字の綴りなど軽く調べたところ、アイドル系の人だということとあまり売れなかったらしいことがわかりました。
 アイドル系ということで、あまり気にかけてはいませんでしたが、その後中古店で実物を初めて見かけ、迷ったもののレアそうなので購入、聴いてみたらアイドルらしからぬ歌唱に圧倒されました。

【このアルバムについて】
 発売:1994年6月1日(廃盤)、入手:2010年11月13日
 CD入手困難度:★★★★★
 (中古店で見かけたのは多分購入時のみ)

01 愛がすべてだった
 作詞/秋元 康、作曲・編曲/後藤次利、コーラス・アレンジ/高尾直樹
 ワイルドワンズのボーカル・鳥塚しげき氏がMCを務めるカフェシティヨコハマの貴重な映像あり!

02 傷つく勇気が欲しいよ(Remix)
 作詞・作曲/田村直美、編曲/須貝幸生、神長弘一

03 99%
 作詞/秋元康、作曲・編曲/後藤次利、コーラス・アレンジ/高尾直樹

04 秘密のバラたち
 作詞/秋元康、作曲・編曲/後藤次利

05 まぶしいあなたが好きだった
 作詞/森 浩美、作曲・編曲/PROJECT MOONLIGHT CAFE

06 ためいきの銃弾
 作詞/渡辺なつみ、作曲・編曲/原 一博

07 Do My Best
 作詞・作曲/田村直美、編曲/須貝幸生、神長弘一

08 まなざしの不一致
 作詞/田久保真見、作曲・編曲/PROJECT MOONLIGHT CAFE

09 虜にしてごらん
 作詞/秋元康、作曲・編曲/後藤次利、コーラス・アレンジ/高尾直樹
 こちらも動画あり

10 悲しいくらいI Love You
 作詞/田久保真見、作曲/後藤次利、編曲/門倉有希

 * * * * *

10でバラードを聴かせる以外、ポップなナンバーが揃っています。どれもキャッチーなメロディーで、すぐに耳に馴染む感じです。
ただ、逆に一本調子な感じも否めず、ラストのバラードもなかなかなだけに、アルバム全体としてもうちょっと曲調に幅を持たせてもよかったように思います。
02、07は同時期の「ゆずれない願い」に近い印象のいかにもな田村直美さんの曲です。

動画は、出会いのきっかけとなった01をアップするつもりでしたが、こちらは先を越されたので01と並んでお気に入りの06にしました。
けっこう大人びた歌詞が多いアルバム中では、無邪気な歌詞で、少し落ち着いた心地いいテンポの曲です。

三宅亜依さんは、黒BUTA天国という番組の黒BUTAオールスターズからソロデビューしたようです。
メンバーの中には、後にEvery Little Thingのボーカルでブレイクした持田香織さんや華原朋美さんもいました(横道ですが、こちらに貴重な?水着映像が!)。
このユニット、どことなくおニャン子やオールナイターズを連想させますが、両者に関わりの深い秋元康氏は詞こそ提供しているものの、主体的に関わっていたという情報は見当たりませんでした(本アルバムのプロデュースは土屋純一、エグゼクティブ・プロデューサーは佐藤ゆういち(漢字表記不明)となっています)。
それにしても、秋元氏作の04なんかはかなりきわどい歌詞です。

本格的ボーカリストとしても十分通用するのですが、アイドル的な売られ方をしたのが敗因だったのかなぁと思います。
一方、ジャケットは露光オーバー気味にして、ルックスをはっきりと見せておらず、この辺の中途半端さがよくわかりません。

その後も、オーディション番組「ASAYAN」で認められLike Uncolored Velvetというユニットで売り出したりしましたが(公式HPが現存、動画に歌もありました)、ひと足先に同番組から出たモーニング娘のブレイクに隠れて不発に終わったようです。
かなりの実力がありながら、もったいない限り。
けれど、現在も名前を変えて活動を続けているもようです(三宅亜依さんと同一という公式情報は見当たりませんでしたが)。
ただ、その同一人物といわれる方の歌を聴いたところ、顔は似ているものの歌にはピンときませんでした。
声を無理にかわいくしようとしているせいでしょうか、むしろデビュー時より下手な印象を受けました(あまり、ちゃんとは聴いていませんが)。
とはいえ、現在も歌い続けているとしたら喜ばしいことです。

三宅亜依時代は目立ったヒットもなく終わってしまいましたが、アイドル系ということで、探せば情報はけっこうあるようです。

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