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2010年6月

GPz042. 宮部ひかり 「Fake Schon」

Miyabe41

 実に4週間ぶりのボーカリスト紹介は、夏に似合うとびきりポップなこちら。

【特徴】
 名前や3rdアルバムまでのジャケットからはアイドルっぽい印象を受けますが、かなり本格派。しっかりした低音からよく伸びる高音まで変幻自在の見事な歌唱力、それにちょっとコミカルな詞が多いところは、今まで紹介した中では、神埼まきさんに近い印象。
 ですが、似ているようで似ていません。曲調としては、一部の超ポップな曲がGo-Bangsって女の子バンドのスキーのCM曲に近い印象かも(このバンドってこの曲しか知らないんだけど)。あと思い浮かんだのは、ピチカート5とか。
 1991年6月のデビューシングル「がんばっちゃウーマン」に始まり、「我慢限界」、「チュッ!チュッ!」、「リッパ!!」、「飛び出せ地元ty」・・・(以下、下記アルバム紹介参照)と、シングルは人を食ったようなタイトルばかり。
 それほどふざけた曲ばかりではないのですが、なんとなく方向性がわかるかと思います。元気になりたい時にはうってつけでしょう。
 ああだこうだ言っても始まらないので、音源アップしました。

【出会い】
 この方も、FMのインテグラル・ステーションで聞いたのが最初。時期的に、「リッパ!!」か「飛び出せ地元ty」だったと思うのですが、当時はいかにも流行りのガールポップ路線という感じがして、特に強い印象は持ちませんでした(とはいえ、今思うとデビューはわりと早く、ガールポップムーブメントが最高潮になる前という感じでしょうか)。
 中古店を漁りだしてからも、あまり見たことはなかったのですが、新規開拓のネタが切れかけてきた頃、とある店で3枚揃っているのを発見。試しに3rd「ミックス・アップ」を購入して聴いたところ、ポップで歌も上手く、かなり気に入ったのでした。
 すぐに、オークションをチェックしたら新品で出ていたのがこちらの4th。一緒に出ていた2nd「ときどき私がわからない」と合わせて入手しました。入手した3枚ともポップセンスに溢れていますが、個人的には3rdと4thがお気に入りです。

【このアルバムについて】
 発売:1994年5月21日(廃盤)、入手:2010年1月22日
 CD入手困難度:★★★★☆
 (真剣に探し始めたのは最近ですが、ほとんど見た記憶がないです)

 「フェイク・シャン=見せかけの美人」と題した4枚目・最後のアルバム。くしゃみの音とひっかけてる?とか深読みしてしまいますが、そうではないようです。
 共作も含め全曲ご本人が手がける詞(2nd、3rdも同様)が、ポップな曲調や歌声と相まって独特な世界を創り出していますが、歌詞カードを見ないとわからない部分も多数(笑)。そのくらい感覚的というかノリで作詞している感じで、サザンや佐野元春にも通じるか(?)。
 All Backing Voices:宮部ひかり となっており、コーラスもこなしているようです。
 06と07だけ、Keybord:新川 博、前野知常、Guitar:神長弘一とクレジットされており、逆に言うと他はいわゆる打ち込みってことなんでしょうね(個人的にはあまり気にしてないんですが。極端なものを除けば)。
 
01 Shampoo
 作詞/宮部ひかり・高山 緑、作曲/新川 博、編曲/新川 博
 シャカシャカしたサウンドの、いかにもなポップソング。クールで澄んだボーカルが爽やかな曲調にはまってます。

02 LYNDA
 作詞/宮部ひかり・高山 緑、作曲/和泉常寛、編曲/新川 博
 7枚目のシングル。リンダといえば竹内まりやさんの曲があまりにも有名ですが、だいぶ趣を異にする元気な曲。「ガチゴチ カカシ Walk」とかって歌詞カード見ないとわかりましぇん。

03 おちゃめなメロン
 作詞/宮部ひかり・高山 緑、作曲/和泉常寛、編曲/新川 博
 これもポップな曲調で、わりと女の子っぽい歌詞と言葉遊び?がちょい気恥ずかしいですね。

04 My Girl
 作詞/宮部ひかり・高山 緑、作曲/立花 瞳、編曲/新川 博
 比較的穏やかで透明感のあるサウンドと歌唱ですが、十分ポップです。

05 スモックの甘い恋
 作詞/宮部ひかり・高山 緑、作曲/立花 瞳、編曲/新川 博
 歌詞はちょっぴり切ないですが、元気なキラキラした曲調。サビの高音が透き通る感じで心地いいです。

06 決意の看板娘(カバーガール)
 作詞作曲/宮部ひかり・高山 緑・和泉常寛、編曲/須貝幸生・神長弘一
 6枚目のシングル。聴いていただければわかるとおり、元気ハツラツなサウンド。これぞ宮部ひかりという感じです。

07 MY OLD SPY
 作詞/宮部ひかり・高山 緑、作曲/和泉常寛、編曲/須貝幸生・神長弘一
 歌詞、曲調ともスパイものっぽい独特の雰囲気で、06と並んでお気に入りです。

08 "HEAVEN"
 作詞/宮部ひかり・高山 緑、作曲/和泉常寛、編曲/新川 博
 詞もアレンジもテーマは中国。悠久の歴史を感じさせるゆったりした心地よいテンポ。

09 FAKE
 作詞/宮部ひかり・高山 緑、作曲/和泉常寛、編曲/新川 博
 ちょっぴり虚ろとも思える曲調と音程低めのボーカルが、少し斜に構えた詞によく合っています。

10 美しい充実
 作詞/宮部ひかり・高山 緑、作曲/新川 博、編曲/新川 博
 エンヤの曲というか讃美歌というか、ファルセットを多用した静かな曲で、他とかなり雰囲気違います。最後にこれがくるのは、盛り上がりに欠けるというか、ちょっと違和感が・・・。

 * * * * * * *

06で「いつか来るのよ 私の時代」と歌っていましたが、残念ながら目立ったヒットには恵まれず、メジャーシーンではこのアルバムが最後となっています。
ホントにちょっとのきっかけだけだと思うんですがね(先ほど引き合いに出した2グループなんかよりよっぽど・・・)。それこそスポーツ用品店とのタイアップとかあればよかったんでしょうけど・・・歌詞もぴったりだし。
ところで、10曲中8曲のアレンジを担当している新川博さんは、あのEriさんの「Skip!」のアレンジを手掛けた方ではありませんか!どうりでポップなわけです。
その新川博さんと和泉常寛さんは、1986オメガトライブでもアレンジと作曲を手がけており、そうした関係からか宮部ひかりさんもその後オメガトライブに係ったりしていたようです(こちらに写真も)。
またこちらのゲストブックの中ほどにある宮部ひかりさんが寄せたコメント、性格出てて微笑ましいです。
一番新しいところでは、本アルバムをプロデュースされた和泉常寛さんと「Ruby Tuesday」というユニットを組んで、DJMAXというゲームの音楽を手がけたようです。2007年というから、かなり最近ですね。まだまだ本格的な復活の可能性ありです^^
あと、実兄の宮部智彦さんも音楽関係の仕事をされていたみたいですね。

宮部ひかりさんについては、ネット上でも以上のような若干の情報のみという認識で、メインで取り上げた記事はない、と思っていたのですが、ちょっと前に「飛び出せ地元ty」を紹介している方がおりました。
http://ameblo.jp/smashhits/entry-10538773891.html

また、この曲はYoutubeにもしっかりありました。彼女の曲の中では一番有名かも知れませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=ZmJ2jHqWEr8

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女性ボーカルの聴き方(その2)

早いもので2010年も半年がたとうとしています。
上半期を振り返ってみると、穏やかなボーカリストばかり取り上げてきた印象です。

GPz031. ELLIS 「きっと、せつない」
GPz032. 丸山みゆき 「SUGAR TIME」
GPz033. 美雪 「フォトランダム」
GPz034. 関谷真美 「NOW AND FOREVER」
GPz035. 村瀬由衣 「水曜の朝、窓を開ける」
GPz036. 柴田由紀子 「Everything」
GPz037. 米屋純 「悲しみのよけ方」

GPz038. 服部祐民子 「自画像」
GPz039. 水沢瑶子 「私だけの翼」
GPz040. 花岡幸代 「さよならの扉」
GPz041. Mieko 「彼女の一番贅沢な日」

とくに35の村瀬由衣さんからは、去年見つけた穏やか系の中でよかったものを一気に紹介するスタンスでやってきました。
が、一気というには遅筆なため、穏やかなサウンドが似合う季節はとうに過ぎてしまいましたsweat01
ということで、穏やか系は一区切りにして、次回からは夏向きのポップなサウンドをメインに取り上げていきたいと思います。

さて、これまで取り上げてきた穏やか系ボーカルですが、実際出番(聴くこと)が多くない方もいらっしゃいます。
平日だと、音楽聴く時間が一番長いのは通勤の時ですが、周囲の騒音があることや、テンションを上げたいので、どうしてもポップな曲やアーティストを選んでしまいます(電車で座れない=寝られないのも一因sweat02)。
穏やか一辺倒の方は、ついつい敬遠していることも確かです。
そういう意味では、必ずしもすごくお気に入り(超オススメ)の方ばかり紹介しているわけではない、ともいえます。
もちろん嫌いじゃないのですが、ある程度ポップな要素があって欲しい、というのが私の好みなのでしょう。
聴く人によって感じ方は様々なわけで、その意味ではここに挙げたボーカリスト達は、誰かの最高のお気に入りになる要素を持っていることは間違いないと思います。

また、同じ人間でも時と場合によって、感じ方が変わります。以前は何てことなかった曲が、今聴くと心に響いてくることもあります。そういう噛めば噛むほど味が出る要素は、穏やかな曲の方が強いと言えるでしょう。

中古ショップの店員さんの話では、ずっと売れないものは処分してしまうこともあるそうです。
情報がほとんどないボーカリストだと、つい見過ごされてしまい、貴重な音源であるにも係わらずひっそり処分されてることも少なくないのかも知れません。

その前に誰かの手に渡り、多少なりとも感動を与えてくれればいいな、と思っています。

次回、とびきりポップ、だけどやはり情報がほとんどない方を紹介する予定です。

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Youtube 初アップロード!

意外と検索ワードに登場する「インテグラル・ステーション」のカセットテープの音源をMP3化、Audio Editorというフリーソフトで編集しました。





この番組で合間に流れるBGMがとてもよくて、デジタル化と動画サイトへの投稿は頭の片隅にずーっとあったのですが、なかなか取り掛かれずにいました。
が、先日件の記事にコメントをいただいたことがきっかけで重い腰を上げた次第。

本来、音がメインで画像はどうでもよかったので、手持ちのCDを素材に適当に当てていたのですが、作っていくうちについつい凝ってしまいました(笑)
週末に作業を始めて、ようやくできたので一旦は昨夜アップしたのですが、今日帰りに撮った写真を追加して再度作り直しました(新宿の隣の初台で撮影した夜景です)。

それにしても・・・一日ですでに16回も再生されていたのには驚きました(自分のアクセス除く)。
当時番組を聴いてた人にしかわからないでしょうけど、楽しんでいただけると幸いです。

他にも若干音源が残っており、別のBGMも入ってるので追い追いアップしたいと思います。

さらには、Youtubeでもアップされていない女性ボーカルもアップできればと考えています。

アップした内容について補足すると、放送は1992か93年。
ジャパニーズ・ポップス・リフレイン 70's,80's 時代を築いたアーティスト16
と題して16組のアーティストを紹介する特集の佐野元春の回です。

他に誰がいたのかすごく気になるので、今度新聞の縮刷版で調べてみようかと思ってます。
サザン、ユーミン、タツローあたりは入ってたと思うし、当時快進撃を続けていたB'zやドリカムもあったような。あと、佐野元春の次はアルフィーと予告してました(個人的にはというか私の周りでもアルフィーを支持する人って聞かないけど・・・)。

いずれにしても、「時代を築いた」とまで言われるからスゴイ面々なのでしょう・・・

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蓮舫恐るべし!

このところ妙にアクセスが多いので検索ワードを調べてみたら、「蓮舫」、「クラリオンガール」で見に来る方が非常に多く、それがそのままアクセス数アップにつながっている状態でした。
入閣で話題になっているせいでしょうか?つーか、蓮舫さんについては「小川美由希さんとの出会い」を綴った時「ついで」に触れただけで、正面から取り上げているわけではないので、見に来た人はかなりガッカリしていることでしょう。

以下、過去30日間の検索ワード上位ですが、蓮舫さん関係の検索は大半がこの数日にあったものと思われます。

1 蓮舫  178 16.7%
2 クラリオンガール  105 9.9%
3 ツーリング  45 4.2%
4 丸山みゆき  33 3.1%
4 中里あき子  33 3.1%
6 クラリオン  32 3.0%
7 朝日スーパーライン情報  29 2.7%
8 朝日スーパーライン  24 2.3%
9 関谷真美  21 2.0%
10 gpz117  20 1.9%
11 キャンプ  18 1.7%
12 インテグラルステーション  17 1.6%
12 gpz  17 1.6%
14 いすゞTW  15 1.4%
14 いすゞ  15 1.4%
16 黒沢律子  13 1.2%
16 岡部東子  13 1.2%
16 上田知華  13 1.2%
16 峠恵子  13 1.2%
20 美雪  12 1.1%

女性ボーカリストの上位はかなり固定化している感じですね。
変わったところでは、かつてのFM番組「インテグラルステーション」が入ってきたのが、目を引きます。
なので、その音源をネタにYoutubeデビューをしようと、今音源のデジタル化を進めているところです。

ということで、しばらく間が空いてしまったので、手頃なネタでつないでみました(笑)

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