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2010年2月

GPz035. 村瀬由衣 「水曜の朝、窓を開ける」

Murase

 実に久々のアルバム紹介となってしまいました。前回も書きましたが、今後紹介する比較的最近入手した音源は、コメントが少なめになるかと思いますが、決してオススメ度が低いわけではありませんので(あ、個人的に好みでない場合もあるかと思いますが、そこは文脈からご判断を^^;)。

【特徴】
 適度に艶のある落ち着いた美声で、CDデビュー以前に多くのアーティストのバックコーラスを務めていたというだけあり、歌唱力も折り紙つきです。全体的な雰囲気は、メジャーどころで例えるなら、今井美樹さんでしょうか。
 アレンジも軽めで、強い印象はないものの、すんなり入ってくる声と楽曲は、ヒーリングタイムにぴったりでしょう。Youtubeにも若干あるようです。

【出会い】
 普段、オムニバスというのはまったくと言っていいほど聴かないのですが、たまたまアーティスト別の棚にあったオムニバスアルバム「with」というのを見つけ、聴いたことのない女性ボーカリストが3名ほど入っていたので、試しに購入してみました(これについては後述)。
 お三方ともよかったのですが、村瀬さんが特にツボな感じで、探すこと一月ほどでオリジナルアルバムも入手できました。

【このアルバムについて】
 発売:1992年4月1日(廃盤)、購入:2009年6月6日
 CD入手困難度:★★★☆☆
 (流通量は多くないようです)
 

01 春の嵐
 作詞/朝水彼方、作曲/井上大輔、編曲/船山基紀

02 LIVING IN YOUR PORTRAIT
 作詞/朝水彼方、作曲/コシミハル、編曲/有賀啓雄

03 COOL
 作詞/朝水彼方、作曲/有賀啓雄、編曲/有賀啓雄

04 キスしても平気
 作詞/朝水彼方、作曲/鈴木雄大、編曲/梁 邦彦

05 水曜の朝、窓を開ける
 作詞/朝水彼方、作曲/景家 淳、編曲/梁 邦彦

06 TO EACH HIS OWN
 作詞/RUMIKO VARNES、作曲/井上大輔、編曲/梁 邦彦

07 雨のディテール
 作詞/朝水彼方、作曲/山田秀俊、編曲/船山基紀

08 優しく気づかせて
 作詞/朝水彼方、作曲/谷本 新、編曲/梁 邦彦

09 余韻~あなたが側にいるように~
 作詞/朝水彼方、作曲/井上大輔、編曲/梁 邦彦

 ピアノとストリングスの美しい調べに乗せて高音のボーカルが冴える01やアップテンポなボサノバといった感じの02、クリアなボーカルが聴かせるスローナンバー03、04、07、09と、落ち着いた雰囲気で馴染みやすい曲が揃っています。
ジャケットのイメージからメロウなものを想像していると意外にポップなアルバムタイトル曲・05は一日の活力をもらえる感じ。
全編英語詞の06はOlivia Newton Johnあたりのちょっと懐かしめの洋楽を彷彿とさせます。
08は、昭和歌謡の雰囲気もあるちょっと大人っぽいナンバー。
穏やかなイメージでまとまっていて、佳曲揃いだと思います。

 * * * * *

 同時に購入した2ndも、やはり同様の雰囲気で、心にすんなり溶け込んでくるアルバムです。
 ファンハウスから、ベスト盤を含む4枚のアルバムをリリースし、その後、鈴木雄大さんのユニットに参加するなど活動を続けていたようですが、2009年にはソロでのニューアルバムもリリースしています。

村瀬由衣さんの公式HP
 http://yui-murase.com/

 * * * * *

さて、村瀬由衣さんを知るきっかけとなったオムニバスアルバム「with」ですが、東京ガスのノベルティのようです。
楽曲は以下のとおり。

01 虹を追いかけて  岡村孝子
02 愛がさびしい時  Cindy
03 If             ブレッド&バター
04 追憶          村瀬由衣
05 それが大事    大事MANブラザーズバンド
06 恋人になりたい  遠藤京子
07 Hold On        SING LIKE TALKING
08 夢の中で      辛島美登里
09 恋におちて     小林明子
10 やさしくなりたい  永井真理子

With_2

わりとしっとりした恋の歌を集めた感じですが、05が入っていることで統一感が崩れているのが残念です(決して曲は悪くないのですが、ここに持ってくるかって感じ。当時指折りの大ヒットだったから外せなかったのでしょうか・・・)。
ほんと一曲を除けばよくまとまっていると思います。なんといっても、未聴の女性ボーカル3人に加え、メジャー女性ボーカル4人も聴き比べできたところがポイントでした。男性陣も、SLTのすごさが改めて実感できたし、ベタなフォークをイメージしていたブレバタも驚くほど洗練されたサウンドであることを発見できました。ただ一曲、大事MANは・・・ってしつこい^^)>

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更新が滞っていますが・・・

ボーカリストの紹介については、今後、昨年入手した方々を順次紹介のつもりではいますが、聴きこみ不十分なこともあり、なかなか手に付かないでおります(あとはプライベートで時間が取りにくくなったこともあり)。

各曲についてコメントしても大したことは書けないし、かいつまんでもう少し簡単に紹介していこうと思っています。

とりあえず、今日はつなぎということで・・・

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吉田朋代さんのLIVE!

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2月4日(木)西荻窪TERRA

東京サンセットガールズLIVEなどで、その見事な歌唱力を披露していた吉田朋代さんが、ついに単独ライブを行いました!

最初はさすがにちょっと緊張してたかな、という感じもありましたが、華奢な体に似合わない堂々たる歌いっぷりには、いつもながら圧倒されました。

遅刻したため、3曲ほど聴き逃してしまいましたが、TSSGのブログにあるリストで見ると、VOCALAND2に参加した時の2曲でスタート。
TSSGの路線であるスタンダードなナンバーや日本のAORに、ご自身のオリジナルを織り交ぜた構成です。
幻の3rdアルバムに入るはずだった麗美さんから提供された曲も「初出し」されました。

デビュー時の曲では、「君に逢いたい」、「Don't Kiss Me」、「A-HA-HA」、アンコールで「Tears For You」が歌われました。
これらポニーキャニオン時代の曲が、個人的には一番耳馴染んでいるわけですが、生で聴くとやはり素晴らしいの一言。
本当にいい曲だなぁと改めて感じたし、特にバラード系の曲にはグッときました。

この曲には、あの曲とあの曲が下敷きになった、なんて裏話も聞けました。曲を聴いた後の朋代さんの「わかったでしょ」という振りに、客席からも共感の笑いが起こりました。

「シャドーシティ」は寺尾聡さんの曲ですが、松田聖子さんが歌っているのをYoutubeで見つけ、(ヴォーカリスト魂に火が付き?)取り上げたということでした(→シャドーシティ・聖子バージョン)。
他にも松原みきさんの「真夜中のドア」など、渋い(?)選曲で楽しませていただきました。

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↑シンセ・柳澤一邦さん

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↑ベース・栗山宣幸さん

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↑ドラム・GAAAさん

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↑コーラス・平方留美子さん。とてもノリのいいお姉さんです。

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↑ピアノ・沢村繁さん(左)。TSSGでもおなじみです。

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↑リードギター・吉田健太さん。ニューヨーク帰りの話には一同爆笑!

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↑今回の主役、ボーカル・吉田朋代さん

デビュー時からの熱烈なファンの方も遠方から駆けつけていました。
青森県にほど近い岩手の二戸から来たという方もいらして、感服しました(二戸というと、2年前ツーリングで訪れた際、歴史的瞬間?に直面する強烈な体験をしました。近々紹介したいと思います)
4月のTSSGライブで初めてお会いしたAさんも、その後毎回来ているということでした。すごい!

ソロですることに気後れもあったようですが、健太さんらに背中を押されての今回のライブ、やっぱり歌うことが好きなんだな、と思わせる清々しい表情が印象的でした。
今後もユニットでの活動と合わせ、ソロライブを考えているとのこと。また是非足を運びたいと思っています。

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吉田朋代オフィシャルサイト
http://home.t04.itscom.net/tomoyo/

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GPz034. 関谷真美 「NOW AND FOREVER」

Sekiya

関谷真美さんについては、もう少し早い段階で取り上げるつもりでしたが、Cuby-Boxさんに先を越されたため、どう切り込んだものか思案しておりました。
ところが、そのCuby-Boxさんの計らいにより、こちらの新譜を出た直後に入手することができました。そしてこれがまたとてもよかったので、異例の新譜の紹介となりました。
また、タイムリーなことに、入手困難だった初期のアルバムが、このほどオンデマンドで再発となっています。
これまでの曲をメドレーにした動画もあったので埋め込んでおきます。

【特徴】
 落ち着いた曲調とアレンジは派手さはないですが、良質の大人のポップスといった感じで、ある種の安心感があります。澄んだ癖のない声も風のように爽やかです。また、すべてご本人による詞がとても味わい深いと思います。

【出会い】
 93年だったか、関谷さんのデビュー曲「笑顔~離れていても」を、当時の深夜番組「インテグラル・ステーション」で聴いたのが最初です。やや甘みのある声は必ずしもツボとは言い難く、インパクトも弱かったですが、遠距離恋愛を歌った歌詞と、しっとりした曲調が心に沁みてカセットに編集して残していました。
 アルバムを入手して聴いたのは、その約15年後。メジャー盤2枚で引退されたものと思っていたところ、関西をメインにしたライブ活動に加え、インディーズでCDも出し続けていると、先日聞いて驚いたものです。

【このアルバムについて】
 発売:2009年11月24日、購入:2009年11月27日
 CD入手困難度:★☆☆☆☆
 (どこにでもあるわけではないようですがバリバリの新譜です)

 全曲、ご本人の作詞・作曲になります。私の場合、普段は声や曲を楽しむ聴き方なのですが、関谷さんの場合、詞がとても印象的で心に響いてきます。
 編曲は、2,3がMOMOSE、1,4,5がTARO MAKIDO、となっています。牧戸太郎氏は検索してわかりましたが、MOMOSE氏については詳細不明です。
 それにしても、声変わってませんね~

01 僕の声が聞こえたら
 出だしのオルゴールや全体的な曲調は幸せな雰囲気で、最初は普通にいい曲だなぁと思いながら聴いていましたが、詞が頭に入ってくるようになると、実は悲しい曲だということがわかり・・・これ泣けます。ヤバイです。

02 宵待桜
 詞もピアノが奏でる旋律も「和」な雰囲気。JR東海のCMではないですが、京都行きたくなってしまいます(笑)

03 君を守り続ける
 最初ぼんやり聴いていたときは、余命短い彼(夫)の目線からの曲かと思っていましたが、なんと○○の視点から書かれていたとは!私も○○と暮らしたことがあるので、歌われている情景が目に浮かぶし、すごく気持ちわかったりして。わりとアップテンポな楽しげな曲調で、恋の歌ではないのですが、胸がキューンとなります。
 立場は逆ですが、NHKみんなの歌で聴いたこちらの曲にも通じるものがあります。

04 誰かを愛するために
 穏やかなサウンドの中にも、ちょっと心に痛い詞が、刺さってくるものがあります。声がさわやかなおかげで、陰鬱にならないところが救いですね。

05 永遠に~NOW and FOREVER~
 クリスマスと新年を一緒に迎え、永遠の愛を誓うというロマンチックな曲です。美しいメロディーと演奏も実に幸せな雰囲気で心が温かくなります。今の時期にぴったりの曲といえます。

 * * * * *

初期の作品には、けっこうポップな曲もあるのですが、この新作はピアノとストリングス、アコースティックギターが主体の抑えめの演奏で、全体的に穏やかな雰囲気です。
初期の作品を含めより詳しいことはCuby-Boxさんのブログをご参照下さい。

東京でのライブ活動はあまりなさっていないようですが、機会があれば是非行ってみたいと思います。

本CDの入手については関谷真美さんのHPをご参照下さい。
http://www5.ocn.ne.jp/~mamiron/301.html

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