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GPz022. 中里あき子 「Mr(メル)」

2ndmr

先日、何気なく「中里あき子」で検索していたら、なんと7月にオンデマンドで、全アルバムが再発売されているではありませんか!
これも、kaz-shinさんが「A Part of Days」を紹介してくれたお陰かな、とか思っています。というか、無理やり(?)聴いてもらった私の功績でもあるわけですが(笑)。
ということで、以前取り上げた1st「20万分の1の都会」に続き、今回は2ndを紹介します。

【特徴】
 繰り返しになりますが、気持ちのいい声と歌唱力が絶品(あくまで個人的に)

【出会い】
 以前も書きましたが、Lady's J-Popというサイトで知って、よさそうだったので1stを購入。即ハマりました。
 その後、この2ndとその後の「A Part of Days」をほぼ同時期にネットオークションで購入。2点とも奇跡の未開封新品でした。

【このアルバムについて】
 発売:1988年10月1日、購入:2006年1月7日
 CD入手困難度:★★★★☆/☆☆☆☆☆(中古は希少/2009年7月21日オンデマンドで再発)

 この2ndから濱田金吾さんのプロデュースとなりました。編曲はすべて古川貴司さんによるもので、前作に較べると重厚な印象の曲が多いですが、とっつきにくさは全くナシで実に都会的でキャッチーな楽曲が揃っています。
 ジャケットとはだいぶ印象違うかも(笑)

01 I Know the Truth
 作詞/上杉伸之助、作曲/濱田金吾、編曲/古川貴司
 彼氏を奪われたという詞にぴったり(?)な疾走感溢れる曲。しょっぱなから飛ばしまくってます。途中及びラストのMILKによるコーラスも冴えています。

02 September Heart
 作詞/上杉伸之助、作曲/濱田金吾、編曲/古川貴司
 演奏も控えめな淡々としたバラード。初めは印象薄めでしたが、聴き込むと落ち着いたボーカルの癒やし効果がじわじわ効いてきます。継続的な服用がおすすめ(?)

03 Break Down!
 作詞・作曲/小坂明子、編曲/古川貴司
 01ほどの激しさはなく、適度にポップな曲。間奏などで見事なサックスを聴かせるのは春名正治氏。

04 蒼いモナリザ
 作詞/石川あゆ子、作曲/MILK(Ritsuko)、編曲/古川貴司
 このアルバムを代表するようなスピード感とパワー感のある曲。間奏のギターもカッコいい!シングルにもなっていました。

05 寄り添う時
 作詞・作曲/小坂明子、編曲/古川貴司
 「あなた」のイメージでいうところの小坂明子さんらしいしっとりした曲。サビの盛り上がりも特になく、ハードな曲に挟まれて地味な印象ですが、控えめな演奏によりボーカルのきれいさが際立ちます。

06 BOY
 作詞・作曲/小坂明子、編曲/古川貴司
 出だしの重厚なドラムに一瞬圧倒されますが、歌が始まると実にキャッチーで爽やか。「ちょっとごめんね」というアイドルっぽい特徴的なくだり、どこかで聞いたことがあるようなないような・・・、気のせいでしょうね。

07 Don't Let Me Alone
 作詞/上杉伸之助、作詞・作曲/濱田金吾、編曲/古川貴司
 失恋の曲のようなタイトルですが、内容はそうでもなくて、ポップで耳馴染みのいい曲です。跳ねるようなサウンドとボーカルが心地いいです。

08 エキストラJ
 作詞/石川あゆ子、作曲/MILK(Rie)、編曲/古川貴司
 すんなり入ってくるキャッチーさとは違うものの、独特のクールでエキセントリックな雰囲気が慣れるとクセになる感じです。同じくMILK(Ritsuko)による04にも通じるものがあります。

09 Breazy Mind
 作詞/上杉伸之助、作曲/濱田金吾、編曲/古川貴司
 箸でお茶碗を叩くような(失礼)パーカッションがややコミカルな印象ですが、実にキャッチーで個人的には一番お気に入りです。珍しく色恋沙汰と無関係な歌詞も前向きで好印象。ドライブにオススメの一曲。
 04のシングルB面にも入っていたみたいです。

10 恋人達のテーブル
 作詞/Joly Carbone & Albert Hammond、日本語詞/石川あゆ子、作曲/Albert Hammond、編曲/古川貴司
 正統派バラードのこちらは、ポップな曲のよさが目立つこのアルバムにあって、当初は特にいい曲だとは思っていませんでしたが、なかなかの名曲ですね。なお、検索しても原曲についての情報は得られませんでした。
 終盤、デュエットで安田信二氏が加わりスケール感もアップ。氏としてはきわめて初期の参加作品のようです。
 

 * * * * *

急ごしらえなこともあり、なんだか似通ったコメントになってしまいました(てか、いつもですけど)。アップテンポな7曲と静かなバラード3曲との色分けがはっきりしていて、方向性の同じ曲同士は似ている印象ではあります。
すごくパワフルなわけではありませんが、張りのある気持ちのよいボーカルでポップな曲もバラードも、見事に歌いこなしています。
ポップな7曲は、どれがシングル化されてもおかしくないと思えるほど傑作揃いで、車で聴くにはぴったりです。
MILKという姉妹デュオ(宮島律子、宮島理絵)は楽曲提供とともに、ほぼ全曲バックコーラスで参加してこれがまたいいです。
20年前のサウンドですが、古い感じはなく、女性ボーカル好きな方なら、聴いてみる価値はあると思います。

ちなみに・・・
図書館で見た日本ポピュラー音楽辞典とかいう辞典に、略歴とともに「さわやかなポップロック歌手の一人」とコメントがありました。他のアーティストは事実に基づく記述だけで、こうした主観的なコメントはほとんど付いていなかったのですが、担当者もお気に入りだったのかも知れませんね。

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コメント

こんにちは。
久々に拝見させてもらいましたが、今日は中里あき子さんですね。
コロムビアレコードも力を入れて過去のCDをオンデマンドCD化されていますね。今度中里さんのCDを手にしたいと思います。
ところで、収録曲の中に小坂明子さんのお名前が・・・。
今さっきまでずっと小坂明子さんを聴いていたところだったのですよ。
奇遇ですよねぇーhappy01
またお邪魔しますーpaper

投稿: Cuby-Box | 2009年11月 1日 (日) 21時35分

Cuby-Boxさん、コメントありがとうございます!

そちらはちょうど小坂明子さんを取り上げていたのですね。ほんと偶然ですねwink
小坂さん自身の曲は、「あなた」くらいしか知らないのですが、他のも今度聴いてみたいです。
それと、お体大事にして下さいねpaper

投稿: Sugar Time | 2009年11月 2日 (月) 00時00分

中里さんは、濱田金吾さんの作品をチョイスしてもらった音源でしか聴いたことがないのですが、September Heart は 大好きな作品です。
この作品は刀根麻里子さんも歌われていますが、中里さんの方が本家らしいです。

12/19にある濱田さんのライブに、中里さんさんがゲスト出演される予定との事ですよ。前回ゲスト出演された時には、小坂さんとのデュエット作品(ビリーホリデイに背を向けて)を中里さんと濱田さんとでデュエットされたそうです。

投稿: よしこ☆ | 2009年11月 3日 (火) 22時44分

よしこ☆さん、コメントありがとうございます!

ブログも拝見しましたが、熱心な濱田金吾さんのファンなんですね。私は中里あき子さんの曲しか聴いてないのですが、金吾さんが提供した曲はいい曲ばかりですね。
それと、非常~に貴重な情報ありがとうございます!ライブに中里さんが出るのでは?と思って、金吾さんのHPも、たま~にチェックしてたんですが、気付きませんでした(名前変わってましたし)。
12月のライブは都内(曙橋)のようですし、万難を排して行きたいと思いますcat
その前に金吾さん自身の曲も、是非聴いてみたいと思います!

投稿: Sugar Time | 2009年11月 4日 (水) 00時28分

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