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2009東北ツーリング 最終日 ~ 早池峰から遠野

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↑キャンプ場にて 早池峰山をバックに

9月6日(日) タイマグラキャンプ場

いよいよ最終日。今朝も青空が覗いている♪
ところで、この周辺の呼び名「タイマグラ」であるが、やばいブツを隠している倉庫とかではなくて、アイヌ語で「森の奥へと続く道」という意味だそうだ(出典)。

本日は、大まかに言うと、遠野に寄って、時間があれば中尊寺(二日目に蕎麦屋のおやじに聞いて行きたくなった)という珍しくミーハー、じゃなくて文化的香りの高い修学旅行のようなコースを行き、後は一路東京を目指す。

おそらく今シーズン最後のキャンプなので、テントをしっかり乾かしつつ、キャンプ場と地続きの川原などを散策して、8時半頃出発。
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本当に気持ちのいいキャンプ場なのでついついゆっくりしたくなってしまう。

帰り際、管理人ご夫婦に挨拶した際、遠野へ向かうと言うと、近道の林道ルートを丁寧に教えてくれた。

言われたとおり県道25号を西へ、林道への分岐はまもなく出てきたが、とりあえずそのまま早池峰登山口方面へ。
渓流沿いの県道を走り、魚止の滝と笛貫の滝を見た。渓流の一部という感じでスケールの大きい滝ではないが、まあまあ。
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登山口には車がたくさんあった。県道から間近に見える早池峰山も素晴らしく、山頂まで往復5時間というから、今度是非登ってみたいと思った。
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そこに山があるから」という名言の意味がわかった気がした。

県道25号を東へ戻り、キャンプ場の2kmほど手前の分岐から、タイマグラの管理人さんが教えてくれた道へ。
ツーリングマップルには「川井住田大規模林道」と書いてあるが、特に色分けされているでもなかったから、教わらなかったら違う県道とかを行っていただろう。
しかし、これが本当に快適でいい道だった。
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続きページ(遠野側)には「広々とした高原風景の中を走る」「かつてのハードダート 荒川林道も今はほぼ全線舗装」と書いてあり、もっと細い荒れた道を想像していたところ、いい意味で裏切られた。
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牧場の横などを通り、ぽこっと遠野の外れに出た。
ちょっと走ると「遠野ふるさと村」という道の駅のようなのがあり、ちょうど昼前なので食事にする。まだ、客はまばらですんなり入れたが、12時過ぎには満席になっていたので、いいタイミングだった。
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長期の休暇だし、一応職場に土産を買うのだが、荷物になるから一番最後つまり高速SAで適当に買うつもりだったのだが、ここの売店にあった「かっぱクッキー」がかわいかったので、つい買ってしまった。
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これって、中身もちゃんとかっぱの顔になっていて、しかもプリントでなくて、「金太郎飴」状の手の込んだ作りになっている。職人さんが作っているのか?なかなかスゴイと思う。でもって、それぞれ微妙に表情が違うのがまたイイ!
(と、絶賛してしまったが、かっぱ伝説のある方々の地で売られているようで、当地限定ではないみたい・・・ぶつぶつ)

さて、次にトオヌップ展望台(現地の案内板では「高清水展望台」となっていた)へ向かうべく、地図を頼りに今いる県道160の川向こうの裏道からアプローチしようとしたところ、すぐにダートになってしまったので、引き返す。
すると・・・
「あった!あった!あった!・・・!」と「あった!」を10回くらい連呼してしまった。
 
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そう、県道へ戻る手前に、昨日奇跡的に?4台もすれ違い、その度に驚きの声を上げていた、あのいすゞのボンネットトラックが停まっているではないか(県道側からは見えなかった)。
木材会社の敷地だったが、ちょいと失礼して写真を撮らせていただいた。TWという無骨なそれは、幼少の頃見たはっきりした記憶はない。同じ系統で、いすゞの犬顔のボンネットバスやマツダのオート三輪はおなじみだったが。
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けど、いすゞのマークが現在のタイプなので1975年頃以降ということになり、思ったほど古くない。

Isuzu
左:現在の角型のいすゞマーク(うんつくさんの117クーペ)
右:それ以前の「ブタ鼻」いすゞマーク(私の117クーペ)
さらにもう少し古いのは、ひらがなで縦に「いすゞ」と書いたタイプになる

んで・・・、帰ってからネットで調べたら、岩手では今もボンネットトラックを目にすることは珍しくないようだ。林業や自衛隊関係の需要があるため(全軸駆動のため?)、なんと平成生まれのもあったとの情報も・・・
形からしてかなり低年式で、すんごいレアだと思っていたので、ちとがっかりである(ネットにはいろいろ目撃情報もあり、東北はもちろん他の地方でも現役バリバリのがあるようだ)。

県道に戻った後、普通に国道340から案内板を頼りにアプローチすることにした。途中狭く荒れて木々に囲まれ見通しの悪い道を走り、展望台へ。
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遠野の町と遠くの山々が一望でき、風が吹きぬける気持ちのいいところだった。けっこうお客がいるかと思ったけど、他に一組いただけだし(人のいない車は3台ほど停まっていたけど)。
来た道とは違う西へ向かうルートで高清水牧場を抜けて下界へ。国道396へ下りると、遠野の中心部をパスした形になった。時間的に戻って見るほどでもないので、少し西にある南部曲り家千葉家をこの地の締めにした。
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県道を走り継いでとりあえず中尊寺へ向かう。3時までに着いたら、中尊寺を見てもいいかと思っていたが、3時20分に到着。
駐車場のお兄さんに観覧にどのくらいかかるか聞いたところ、なんと1時間半くらいという。
って、30分くらいのつもりでいたのだが・・・無理だ。そんなにのんびりしていたら今日のうちに帰り着けない。観光客も桁違いに多くてげんなりだし、パスして帰ることに。

さて、今朝のプランニング時に検討した際、出立した早池峰付近は、東北道の基点の川口ICから約500kmだった。
100km/hペースで途中休憩を2時間とれば7時間。川口から家まで1時間として、今日中に帰るのを目標に4時に高速に乗ればいい、と考えていた。
中尊寺の少し先の一関ICに乗ったのがちょうど4時頃、川口から420km地点なので計画より余裕があって一安心。

途中、白石ICの手前で事故渋滞。
車の間を徐行しながらすり抜けさせてもらい、事故現場に差し掛かると・・・
「!」
一瞬のことだったけど、中央分離帯の傍らに落ちていたあれって、ライダースジャケット・・・?

で、その先100mくらい行くと、スズキのフルカウルのオートバイがかなりのダメージを受けて転がっていた。
小型の四輪車も停まっていたが、人の姿は確認できなかった・・・

ショッキングなシーンだった。
ちょっとした不注意なのかマシントラブルなのか、二輪の過失か四輪の過失か、原因はわからない。
けど、マシンから勝手に想像すると、流れている車の間を縫うように得意げに走っていた可能性もある。
悪いけど、そういう走り方をしていたのなら自業自得だと突き放さざるを得ない。むしろ、巻き込まれた四輪の方がかわいそうだ。
ああいう走りをするライダーがいるから、二輪と見ると目の敵のように、煽ったり、幅寄せしたりするドライバーがいるのだろう、と常々考えたりしている・・・。

那須高原SAの駐輪場で隣にいたライダーさんといろいろ話した(なんとこのツーリング最初で最後のライダーとの会話!)。
さっきの事故渋滞で、私の後ろを走っていた赤のレーサーレプリカ(CBR1000RR)のライダーだった。
マシンからして、若い兄ちゃんかと思っていたら、多分もう仕事もリタイアしているであろうお年のおじさんだった。
事故の話から入って、その方が一泊で岩手まで行ってきたというのに驚き、そのレプリカは買って5年ほどなのにもう10万kmになるというのにまた驚愕。
さらに、もう一台CB1300SFも持っていて、そちらも同じくらい乗っているというから、唖然。

すごいパワフルなおじさんである。見た目もシャキっと精悍で体格も引き締まっていて、例えるならミッキー・カーチスみたいだった。
リターンライダーとおっしゃっていたが、ああいう風にベテランの域に達しても、颯爽と乗りこなしていられたらいいなぁと思った。

この先東京に近付くとGSも渋滞するよ、というミッキーさん(仮称)のアドバイスになるほどと思い、その那須高原SAで給油。
後からピットインしてきたミッキーさんに会釈して出発!
その少し先の矢板付近で渋滞がまだ残っている、との情報だったが、通過する21時頃にはほとんど解消していた。
先ほどの事故のこともあるし、最後の最後で事故ってはつまらないので、引き続き安全運転。

その後は一般道も含めスイスイ。家の近くで買い物をして、帰り着いたのは23時40分くらいだったろうか。

今日は一日の走行距離としては自己新記録だろう。
相棒GPzも8日間ノントラブルでよく頑張ってくれた。
終わってみれば天気もまずまずで、いいツーリングになったと思う。

 本日の走行距離:662km(うち高速:約450km)
 総走行距離:2,242km、燃費:22~29km/L

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受信: 2009年10月13日 (火) 08時12分

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