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GPz019. 須藤薫 「Chef's Special」

Sudochef

 このところ、ツーリングについてだらだら書いていますが、ようやく半分終わりました。
 ここらで本来の?ボーカリスト紹介も入れていかないと、そちら目当てで見て下さっている方に申し訳ないですね。

 ということで、最近入手した中で気に入ったシリーズの、とりあえず最後になります。
 音楽に興味のない方も、騙されたと思ってこちらを聴いてみて下さい↓
  あなただけ I Love You

【特徴
 この方面では有名なので、説明の必要はないと思いますが・・・
 声はなかなか特徴的で、一般的にいう「いい声」とは微妙に違うのかも知れませんが、なんともいえず魅力的です。歌唱力もしっかりしています。
 そして、サウンド面では、松任谷正隆や杉真理(すぎまさみち・♂ 念のため)といった面々が強力にサポートして、上質なポップスに仕上がっています。
 まだ、一部のアルバムしか聴いていませんが、ちょっとオールディーズ風な楽曲はどれもすっと馴染んできます。

【出会い】
 女性ボーカルを探求する中で、あちこちでお名前だけは拝見しており、評価も高いことも認識はしていました。が、私が主にターゲットにしている90年頃とは活動時期が違うと思い込んでおり、特に探したりはしていませんでした。
 しかし、最近あるライブで知り合ったAさんが、「若い頃はまって、彼女のライブはほとんど行った」とおっしゃっていたことから、やっぱり聴いてみよう、と思ったのでした。
 まずは試しに、図書館にあった「Continue」を聴いてみたところ、確かにすこぶるよくて、立て続けに他のアルバムも入手しました。Aさんからの「Tender Love」、中古店にあったこの「Cheff's Special」、そして2割引で売っていたので、最近再販となったうちから「Paradise Tour」、「More Than Yesterday」を2枚一挙にオトナ買い(えっ、全然オトナ買いになってない?普段中古の500円以下のばっかり買ってる私には十分・・・)。
 ただし、まだちゃんと聴けてないのもあったりして(汗)。

【このアルバムについて】
 発売:1980年(CD選書として再販:1990年頃)、入手:2009年7月19日
 CD入手困難度:紙ジャケットの再販版が出ており、まだ入手可能なようです。
 
 一つ一つコメントできるほど聴き込んでいないので、ごく簡単に・・・
 
01 Foolish(渚のポストマン)
 作詞/伊達 歩、作曲/杉 真理、編曲/松任谷正隆、コーラスアレンジ/杉 真理

02 Love Again
 作詞・作曲/杉 真理、編曲/松任谷正隆、コーラスアレンジ/杉 真理

03 恋に落ちよう
 作詞・作曲/杉 真理、編曲/松任谷正隆、コーラスアレンジ/杉 真理

04 なにげなく二人
 作詞/来生えつこ、作曲/来生たかお、編曲/松任谷正隆、コーラスアレンジ/杉 真理

05 あなただけ I Love You
 作詞・作曲・編曲/大滝詠一、ストリングス・シンセサイザーアレンジ/松任谷正隆

06 Wow Wow トレイン
 作詞・作曲/杉 真理、編曲/松任谷正隆、コーラスアレンジ/杉 真理

07 やさしい嘘つき
 作詞/森田由美、作曲/東郷昌和、編曲/松任谷正隆、コーラスアレンジ/杉 真理

08 涙のメモワール
 作詞/来生えつこ、作曲/来生たかお、編曲/松任谷正隆、コーラスアレンジ/杉 真理

09 Hello Sadness
 作詞・作曲/戸塚省三、編曲/飛澤宏元、コーラスアレンジ/東郷昌和、シンセサイザーアレンジ/松任谷正隆、

10 Summer Dream
 作詞・作曲/戸塚省三、編曲/飛澤宏元、コーラスアレンジ/東郷昌和
 

06まではミディアムテンポの曲も含め、概ねポップな印象。07からはややスローでしっとりした感じで聴かせます。
どれも、どこかで聴いたことがあるような気分にさせるのは、オールディーズっぽいからでしょうね。
この独特の雰囲気は、曲もですが、アレンジによるところも大きいのでしょうね。この方向性の統一感は大したもので、中心的な役割を担った松任谷さんの功績大です。
正直なところこれまで私の中で、松任谷さんは音楽家としては印象が薄く、極論するとただの車好きのおっさんだったのですが、このアルバムを聴いて考えを改めました。杉真理さんらとともに、素晴らしい世界を構築していると思いました。
紙ジャケの再販版の解説を見ても、須藤さんを世に送り出したメンバーたちの並々ならぬ意気込みが伺えます。
個人的には1980年というと、ベストテンなどの番組も見なくなり、洋楽に関心が移っていった頃で、須藤さんについてのリアルタイムの記憶は全くありません。
しかし、このアルバムの曲たちは、当時を思い出させる何かがあります。そして、古い路線を狙ってはいますが、今聴いても輝きを失っていないと思います。

 * * * * * * *

さて、どの曲もいいのですが、個人的に05は別格なのです。
いかにもこの時期の大滝詠一という感じで、聴いていると幸せな気分になります。
というか、この曲だけは鮮明に聴いた覚えがありました。当初は、「タイアップがあったか、ヒットしたかで、耳にしていたのだろう」と思っていました(たしかに代表曲のようですね)。
しかし、それから一月ほどした頃、ふと思い出してCDの棚を探してみると・・・あっ、あった!
Ootaki
これ「大瀧詠一 Song Book I」に収録されていたのでした。90年代前半でしょうか、CD選書として出ていたものを、購入していたのでした。目当ては「フィヨルドの少女」と太田裕美さんの「さらばシベリア鉄道」だったような。
当時は、あまり聴かないうちに仕舞っちゃったみたいで、「須藤薫」という名前すら頭にインプットされていませんでした。こんないい曲なのに、今考えると信じがたいです。
年とともに感じ方が変わったり、記憶の底に埋もれていたものが甦るところに感動を覚えたりって要素はあるみたいですね。
まぁ、大滝詠一さんの曲を続けて聴くと、それぞれの印象が弱くなってしまうのも事実で、その意味でもこのアルバム中では印象強く感じるのだと思います。

 

聴いた限り、他のアルバムも、ハズレはなさそうです。
再販の紙ジャケ版はボーナストラックも入っていて、解説も充実しているので、新品で揃えても損はないかも知れません。限定生産ということですから、入手困難になる前に探した方がいいですね。
この1stも、音飛びして最後まで聴けない曲が2曲ほどあるので、買い直しちゃおうかと検討しています。

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音楽・アルバム紹介」カテゴリの記事

コメント

初めまして。お気に入りにいれて以前より拝読させていただいております。
他のアルバムも、ハズレはないとお薦めいたします!個人的にはアメイジングトイズが特に。

投稿: よしこ☆ | 2009年9月24日 (木) 20時53分

よしこ☆さん、初めまして!コメントありがとうございます。

やはり須藤薫さんのアルバムはハズレがないようですね。今度こそ誰もが認めるオトナ買いに踏み切ろうと思いますhappy01
それと、お気に入りにしていただき光栄です。あまり宣伝もしていないのに、このところそこそこのアクセスがあるので、どんな人が見てるのかなぁ、と思いをめぐらせていました。
また機会があれば、よしこ☆さんのオススメボーカリストも教えて下さいね。

投稿: Sugar Time | 2009年9月25日 (金) 00時22分

須藤薫さん、いいでしょう。
僕は今から22年前にリリースされたアルバム『Hello Again』で本格的ファンになりました。
そのとき以前に大滝詠一氏、杉真理氏の作品をうたっているのをラジオで聴いたのがきっかけでした(話すと長くなるので、後日僕のブログに綴ります。)。
このアルバムでお気に入りはTr.1とTr.5とTr.8です。

投稿: Cuby-Box | 2009年9月27日 (日) 20時41分

Cuby-Boxさん、コメントありがとうございます!

私のTr5の他のお気に入りは・・・って、難しいですね。どれもいいので(笑)

ブログの記事楽しみにしてますね。
そういえば、Cuby-Boxさんがブログに書かれていたKyoko Sound Laboratory、CD見つけたので買いました(まだ、聴いてませんが)。こちらも楽しみです♪

投稿: Sugar Time | 2009年9月28日 (月) 00時53分

薫さんのインストアライブの前座で知った伊藤美奈子さんの「誘漁灯」よかったですね。個人的に、こういう声質が好きなので…

投稿: よしこ☆ | 2009年9月29日 (火) 09時04分

よしこ☆さん、コメントありがとうございます!

伊藤美奈子さんは知りませんでした。
Youtubeにけっこうありますね。
昭和歌謡の雰囲気も強いですが、声は本当に心に沁みてくるようです。

ダウンロードサイトもあるし、
http://mora.jp/artist/80307744/83092076/
CDも入手できるんですね
http://www.blowup-record.com/?pid=11978953

しかも、現在も活動中のようで・・・karaoke

機会があったら聞いてみたいと思います。

投稿: Sugar Time | 2009年9月29日 (火) 22時43分

井上美樹さんの検索からこちらへ・・・(笑)

先日亡くなられたようで、とても残念です。
彼女の声は”異質”であり、そして個性ですね。
CBS時代と最初の移籍あたりまで聴いた様な・・・
杉真理・村田和人のジョイントだったか、、
彼女がゲストで出演していました。
(このころは活動休止状態だった気がします)
CBS時代の初中期はアルバムごとハイレベルで、
伊藤銀次作品あたりから怪しくなった気が(笑)
(伊藤銀次も初中期は良かった気がします)

名作が多すぎて、”この1曲”と言えません。
で、彼女はコーラスの名手でもあるので、
あえて、松田聖子の”渚のバルコニー”を!
最後のリピートで掛け合う部分、
ある意味で、”ニューミュージック時代”の、
その歴史的瞬間にして頂点であった気がします。
以降、デジタル化・外国録音・低予算・・・
暗黒の時代となって行きます。

皮肉にも、その代償の一つとなったのが、
こちらのサイトで御紹介されている方々、
そんな要素も含んでいる気がします。


忘れてた(笑)
117も大好きなんですよ。
ハンドメイドが苦手なタイプで、、
最初は完成度の高かった53年式丸目&メーター、
と思っていたんですが、、
最近は最後期の56年あたりの角目&メーター、
(フローリアンも同じ好みですけど・・・)
色はマルーンかベージュが良いなぁ・・・と。

でも、オーナーさんのグレーメタは不変ですね。
近年(今は昔の話ですが)グレーメタ多いですが、
117は最高に似合っていたと思います。
ジャガーEタイプやスパイダーに並びます。
それほど素晴らしいデザインの”国産車”であり、
デザイナーを”外注”したとしても、それでも、
117は”最高の国産車”と呼べる1台です。

オーナーとなられていることがとても羨ましい。
また、音楽もクルマもルーツですので、
80年代女性POPも(GPなんて無かった)、
そして、ベレット→ベレルと遡るのも・・・
個人的にはピアッツァ好きですが(笑)


すみませんでした、長くなってしまいました。
これからも”良き伝承者”でいて下さいね。
では。


投稿: XDが好き | 2013年5月23日 (木) 02時05分

XDが好きさん、丁寧なコメントありがとうございます!

ご逝去されたとのニュースは本当に驚きましたね。まだお若いし、最近また杉さんと歌ったりしていたのに・・・
一度も生歌を聴けなかったのが悔やまれます。

紙ジャケ再販版はこの記事の後買い揃えたものの、「プラネタリウム」だけ在庫がなく入手できませんでした。が、ふと先日Amazonで探してみたらあって即発注、届いたのが22日でした。直後にこのようなコメントをいただくとは偶然ですね^^
以前からのファンの方ほどは聴きこんでいませんが、アルバムはそれぞれにいいと思います。最高傑作との評価も高いプラネタリウムをこれから聴くのが楽しみです^-^

117はお恥ずかしい話あまり乗ってなくて、惰性で持ってるところもあるのですが、やはり見たり乗ったりすると、いいクルマだなぁ、と思います。

そういえば、XDと聞いて最初に浮かんだのはミノルタの「世界のデュアル」ですが、もしかして角目117のディーゼルかな^^

投稿: GPz117 | 2013年5月24日 (金) 00時49分

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