« 吉野千代乃・鳥居克成 LIVE ・その2 | トップページ | GPz019. 須藤薫 「Chef's Special」 »

2009東北ツーリング 4日目 ~ 鶴岡から夏油温泉へ

200909020805r345

9月2日(水)鶴岡市 某ビジネスホテル

今日は朝から快晴で、今度こそ天気は一日持ちそう。ちょっと前まで週末に向けてもぐずつく予報だったが、好天が続く予報に変わっている。

さて、本日の予定・・・
ぶっちゃけゴールしか決めていない。途中はツーリングマップルを頼りに見所があれば寄っていく、という感じ。
ゴールというのは、夏油温泉の野営場である。ネットで仕入れたキャンプ場の情報は若干印刷してきていて、そこに出ていたもので、これまた温泉は近いがかなりワイルドな感じがそそられた。

ホテルを出て、市役所を右に見ながら国道345を進むと、北側(鶴岡駅の方)は普通に栄えていた。昨夜、夕食やコンビニで苦労したのがうそのようだ。

北と東に向きを変えながら国道345号を進む。今日は本当に快晴で気持ちがいい♪(冒頭の写真)

途中一部国道を外れ県道を使い近道。すると、「出羽のなんじゃもんじゃの木」という案内板があったので、見てみることに(マップルには出ていなかった)。
案内のあった小道へ入って100mほどで、線路に阻まれたためGPzを置いて歩く。
踏切もない単線の線路を越えると熊野神社の境内。
200909020821j
まず、この根っこの造形に驚かされた。
200909020822root
裏へ回ってみたけど作り物ではないようだ。
そしてこちらが、お目当ての木。
200909020822nanja
けっこうな巨木で、立て札には「奇木 出羽のなんじゃもんじゃ」とある。
下の方で三又に分かれていたようだが、正面の一つは折れてしまったようで補修の跡があった。

200909020828rail2
さて、写真では奥を横切る県道で案内板を見て、この小道をきたワケだが・・・
戻るときこんな看板があった。
200909020829alert
そう言われても・・・、線路渡らずにどーやって行けっつーの?
 

国道47号線に合流し、最上川沿いに走り始めて間もなく左側、白糸の滝ドライブインに立ち寄る。ここから対岸の白糸の滝をお手軽に眺めることができる。
200909020848shiraito
昨日見た滝たちに較べると迫力は今ひとつ。それにしても、雨の影響だろう、最上川はすごい濁流。
マップルには名物「麦きり」と書いてあったが、サンプルでは普通の冷麦に見えた。土産も売っていたし出店も出ていたが、特にお金を落とすでもなく、早々に出発。

道の駅戸沢で休憩とルート確認。韓国と友好都市なのだろうか、それっぽい建物が建ち、韓国料理の店も出ていた。
そちらはスルーして、地元の野菜などが売っている売店を見て、「あられっこ」を買ってつまむ。しょうゆ味など4種類のうち黒砂糖のしかなかったが、素朴でおいしかった。
200909020924ararekko
しかし、今日は天気がよすぎて、日なたにいると暑くてかなわない。

道の駅から1kmほど戻って県道34~県道328~県道35とつなぐルートをとる。
途中で県道308を右折し最上中部牧場を通ってみたが、一山越えただけで牧歌的な風景もないまま、通り過ぎてしまった。
県道324から国道13へ。ちょっと前の地図に点線(計画ルート)すら出ていない有料道路ができている。下の国道でも十分空いてるのに、有料を通っている車がそこそこいるのに驚いた。
と思ったら、開通直後で試験的になのだろう、「無料供用中」ということだった。金払っては通らないと思う・・・

道の駅雄勝(おがち)で昼食。ご当地ヒーロー・超人ネイガーの土産が売っていて、秋田に入ったことを実感する。

ここから近いこともあり、マップルに出ていた「岩屋洞」に行くことにする。
国道を外れ、地図にある方へ行くが、案内が全然出てこず不安になる。
雄物川を渡ったところにようやく案内板を見つける。「岩屋堂30分」とある。
え、ちょっと遠いな、それに「岩屋洞」じゃなくて「岩屋堂」だといまいち期待できないなぁ、などと思いながら入っていく。
すぐに駐車スペースが出てきたが、そのまま山道を登っていく。と、上りになってから舗装路になった。とはいうものの、普通のアスファルトでなくコンクリみたいな平滑な感じな上、苔むしてていかにもすべりそう。
舗装路の終わりで広くなった駐車スペースになっていたが、傾斜がきつく単車は停めにくいし、停められたとしても滑りそうでこわい。
仕方なく先ほどの平地の駐車スペースまで引き返す。
ここから20分とか書いてあったかと思うが、5分ちょっと歩いたかな?というところでいきなり出てきた。
200909021252iwayan
何の予備知識もなく、案内板には「岩屋堂」とあったものだから、お堂のような建造物も想像していたのだが、これには驚かされた。
こんなものが自然にできたとは!

200909021253iwap

小野小町が晩年を過ごしたとある。って、地震や大雨なんかあった日にはおちおち寝てもいられないだろうに。少なくとも私は一泊だってしたくない。

200909021255iwain
奥は石積みになっており、ロウソクなどが立っていた。道の駅はけっこう人がいたけど、ここには全然観光客がいない。この岩屋堂こそ他にあまり例がないという点でインパクトのある観光資源だとも思うけど、あまりPRせずにこのままひっそりとあるのがいいのかも知れない。

ちなみに、愛知県瀬戸市にも「岩屋堂」があって、そちらはけっこうな観光スポットらしい。

いいものを見た!と満足しつつ先へ進む。
横手の手前、十文字町で国道342へ曲がる。
しばらく行くと、東成瀬村の「ふる里館」という施設があり、青銅の大きな仙人像があったので、思わず立ち寄る。

200909021354sennin
2日目に見た胎内観音と同じくらいか?観光客のいないところも近いものがある。わざわざこういう像を見て、しかも写真撮る人はそうそういないか・・・

地図を確認し、立ち寄ろうと思っていた不動滝を通り過ぎたことに気付いた。おぉっ、仙人様のお陰だ(?)
少し国道を戻り、横道に入る。ダートに入ったりして無駄に探したが、なんのことはない、旧道(?)から見えるところにあった。
200909021428ffall
仙人修業(の真似事?)に使われるということだが、周囲には遊歩道も整備されていて、厳しい修行の場という雰囲気ではない。
滝はわりと平凡だけど(なんとネットに動画が!)、横にある水路が何気にすごいと思った。

200909021432line
300年以上前に小貫山八九郎という人が、滝の裏の岩盤を掘って完成させたという。
今もちゃんと水が流れていて、立派に機能しているのだから、たいしたものだ。

この後は、特に観光らしいこともせず、東南東にひたすら進む。広くゆったりしていた国道342から、国道397(仙北街道)に入るとやや狭い山の中のワインディングになる。しかも、昨年の岩手・宮城内陸地震の影響が色濃く残っており、工事による片側交互通行が数え切れないくらいあった。
工事区間はダートだし、舗装路でも浮き砂などが多いため、快適なライディングとはいかず、予想外に時間を食った。
そしてここへ来てぐっと気温が下がり、さっきまでのTシャツに夏用メッシュジャケットでは寒くてかなわず、ウィンドブレイカー様のライナーを付け、それでも寒いので長袖シャツを着込んだ。

平野部に出てホッとしたところで県道37に入り北上。途中、千貫石森林公園キャンプ場も見る。林間の整備された感じで悪くないけど、やはり今回は夏油温泉を目指す。
しかし・・・国道397に入って以降70kmくらいの間、沿道にお店が全然なく、またしても食料調達に失敗することに。
夏油温泉のホテルで、かろうじてレトルトカレーとパンを買うことができた。
さらに・・・そこの外来入浴は20時までOKということで安心していたのに、テントを設営して風呂に入りに行き、あらためて聞くと、17時以降は露天風呂のみ(洗い場なし)という。
やられた!
すぐに別のホテルを当たると、18時までOKというが・・・すでに17時40分。迷ったが速攻入った。ゆっくり浸かれなかったのが非常に残念。

それにしても、先ほどカレーとか買った時に、横の駐車場で熊が出たとか言って、威嚇の爆竹を鳴らしていた。風呂入りに来たときも、まだ熊はどうしたなんて話をしている。く、くまって・・・これからキャンプするのに、あんまり脅かすんじゃない。
さらに、マグライトの電池が切れたと思い、替えの電池を買ったのだが、実は電球が切れていた。野営場は外灯なんてないし、ロウソクはあるけど、なかなか厳しいっす。
温泉から帰って飯を炊くまでは、まだ薄明るかったからよかったが、カレーを食べて片付けが済む頃にはすっかり暗くなっていた。
ちなみに、ここの野営場も貸切状態だった。
200909021850getoc

さて、問題はトイレである。
この野営場は県道脇の駐車場の一角にトイレがあり、その脇の獣道を通り、小川を渡ってサイトに上がってくる。
200909030803cp
↑県道側から。サイトへは小さなトイレの右から入っていく
200909030613river
↑手前が野営場、トイレへは右奥へ渡る

携帯のモバイルライトもあるけど、真っ暗な中、あんな飛び石を渡ってトイレまで行くのは危険極まりない。熊に出会う可能性も増える。
思うにこのレイアウトでは、わざわざあのキレイとは言い難いトイレに行く男は10人中2人くらいではなかろうか。
大勢に流されるのはキライだが、総合的に考えて今回は多数派の一人になることにした。

熊が近寄らないように無駄に歌など歌いながらそのへんで小用を足す。
このカッコで襲われて発見されるのは避けたい。

しかし、滝のような沢の音で、多少声を上げても全然効果がなさそうなのであった。
いずれにしても、熊さんに会うことはなかった。

 本日の走行距離:250km

|

« 吉野千代乃・鳥居克成 LIVE ・その2 | トップページ | GPz019. 須藤薫 「Chef's Special」 »

ツーリング・オートバイ」カテゴリの記事

コメント

最近クマとか転落とか、アウトドアも物騒になって来た様で。
トイレは一体何処?
しかしSugar Timeさん、文章上手いよねぇ。

投稿: gop | 2009年9月24日 (木) 12時53分

gopさん、コメントありがとうございます。

gopさんに、そのようなお褒めの言葉をいただけるとは感激です。いつも、ご自身のブログのコメントに丁寧にひねりの効いたレスを返していることに感心しておりましたので。
今回のツーリングに関しては自分としてもちゃんと書き残しておきたいのです。ただ、あったことを全部書いてると、かなり長くなってしまい、退屈になるでしょうから、駄文を削ってる分、推敲されてる面はありますね。

行った私はわかったつもりで書いてましたが、あれじゃ判りにくいですよね。トイレは下から2番目の写真の赤い屋根の小屋です。次回もうちょっとわかりやすい写真を載せます。

投稿: Sugar Time | 2009年9月25日 (金) 00時08分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 2009東北ツーリング 4日目 ~ 鶴岡から夏油温泉へ:

« 吉野千代乃・鳥居克成 LIVE ・その2 | トップページ | GPz019. 須藤薫 「Chef's Special」 »