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2009東北ツーリング 3日目 ~ 朝日スーパーラインから月山周辺

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↑七ツ滝

9月1日(火)瀬波温泉 旅館「磐舟」
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↑最上部に露天風呂が見えている。
露天風呂からは正面に粟島が見えてなかなかのロケーションであった。

さて、昨晩考えた本日の予定・・・
メインは日本100名瀑の「鈴ヶ滝」。今いる村上市の瀬波温泉からだと市街を抜け、県道205号(平床林道)を上っていく。
滝を見た後、県道205から朝日スーパーラインへ入り山形へ抜けるルートをとる。宿泊は月山近辺を予定。

朝食は、はす向かいの本館?・大観荘での朝食バイキング。
7時に食事に出た時は、夜からの雨が続いていたが、出発の時にはほぼ上がった。チェーンにグリスを差して出発。
街中を抜け県道に入ったあたりで、「朝日スーパーライン全線通行止め」の表示が目に入り、一瞬目を疑ったが、単車なら何とかなるかな、いずれにしてもまた案内が出てくるだろ」と思いそのまま走る。
間もなく、途中の分岐で間違えて県道349号(=朝日スーパーライン)に入っていたことに気付き、左折してプラン通り県道205に入る。
県道349を行くのも楽しそうではあるが、滝に行くにはあまりにも遠回りになる。

農家が点々とあるのどかな道がしばらく続き、そのうち家もなくなり・・・、最後の水田地帯を抜け、いよいよ山深いエリアに入ろうとしているのが、ここ。
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今来た後方に水田

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そして前方はトトロでも出てきそうな森

小雨ではあったが、舗装路を快調に進む。
鈴ヶ滝への分岐はちょっとした駐車スペースになっていた。
この先、滝への道はダートの行き止まりで、また戻ってくるため、ここに荷物を下ろしていくことに。
車が一台停まっており、下流の河川改修工事の関係で雨の監視をしているというおじさんがいた。
ゲリラ豪雨で鉄砲水が出そうになったら、すぐ連絡して撤収してもらうっつうワケですね。
携帯は当然圏外なので、衛星通信だそうだが、車は普通のセダンだし特別ハイテク機器を駆使している様子はなかった。

滝への道は、なかなかハードなダートで、荷物を下ろしたのは正解。
一度量ったことがあったが20kg以上あったと記憶している。
荷物を載せていると重心も高くなるし、リアが下がる分、ハンドルも不安定になる。

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左側の谷の向こうに荒々しい山肌

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というか自分が通ってる所も反対側から見ると似たような感じなのだろう。すごいところを通っているものだ。

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そして谷側はガードレールもなく、奈落に目が眩む

3kmほどで駐車場に到着。ここから先は車両通行止めになっているので、ダート道の続きを歩く。
他に人っ子一人いないというのは、それだけで得した気分になる。

歩き始めたときは、雨がかすかに降っていたがそのうち止んだ。気温は20度ちょっとだったと思うが、歩いていると蒸し暑い。
歩き始めて数分で滝が見えてきた。

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岩の表面を斜めに滑り落ちる優雅で見事な滝!ちょっと遠いので大きさが伝わりにくいけど、55mもあるそうだ。もう少し歩くと滝の上の落ち口も見られた。

この鈴ヶ滝には、大滝と小滝があるということだが、小滝はどこ?と思いさらに歩く。
5分ほど行くと小さい滝があったが、これが小滝か?
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数mしかないし、小さすぎやしないか?さらに10分ほど歩いたが何もなさそうで引き返す。並行する渓流はなかなかよかった。
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途中、岩のトンネルがあった。よく掘ったものだ。少し紅葉が。

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GPzのところに戻って、左の方にあった看板をよくよく見ると、下に降りる道があって、こちらが通常のルートらしい。

そこでその道を下っていくと、すぐに小滝が正面から見られるところに出た。
上の道を歩き始めたらザーザー音がしていたけど、これだったのか。
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小滝とはいえ、こちらも30m以上あり、十分りっぱ。けど、垂直に近いので斜めに落ちるさっきの大滝ほどの特色はない。

さらに、一人ずつ渡るよう書いてあるかなり揺れるつり橋を渡って進むと大滝が正面から眺められる。やっぱりすごい!
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これが紅葉の時季だったら・・・

最初、少々無駄に歩いたけど、上の道と下の道、両方歩いて正解だった。
どちらも10分もかからず滝まで行けるし。

県道205へ戻り、荷物を積む。お天気おじさんに、この先スーパーラインで山形側へ抜けられるか聞いてみたが、「行けるんじゃないの?二日くらい前に走ってった人も戻ってこなかったし」とのこと。
ここでは、2時間近くゆっくりしたけど、それだけのことはあった。

県道を行くと、間もなくダートになり、6kmくらい続いた(って記憶違いか?地図などでは全面舗装と書いてあるし・・・)。
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しばらく行くと左側対面に一際大きな岩の斜面に細い滝が流れていて、まるでジュラ紀の地球のようだった(見たことないけど)。
県道349(朝日スーパーライン)へ出たところで、この道が平床林道という名前であることを知ったが、もしかして「平床」ってこれのことだったのかも。

それにしても、交通情報が全然出てこない。ふもとで見た「通行止め」の表示は見間違いだったのか?
峠付近で舗装になりホッとしたが、下りの山形側に入って間もなく、またダートに。そして降りだした雨が本降りに(泣)

ダートは初めはわりとフラットだったが、だんだん手強くなり、時速10kmちょっとというマラソン選手よりも遅い速度で、コケないように慎重に進む。
ドロドロでなく砂利だったのがまだ救いだけど、雨の中下りの手強いダートが10km以上続いたと思う。
上りや滝への道も合わせると、25kmくらいで、平地のオンロードの10倍くらい疲れた。腕もパンパン。
走る前、地図にスーパーラインの「新潟側のダート区間は6km」と書いてあり、ちょろいと思ったのだが、「山形側のダート区間は9.5km」とあるのを見過ごしていて、「スーパーラインのダートは全線で6kmのみ」と勝手に勘違いしていた。それに、どういうわけかマップルの情報よりダートが長かった。
まぁ、疲れたけど以前から気になっていたルートを無事走破できたワケで、貴重な体験ではあった。すれ違った車は3台くらいあったかな。

山を下りてくると、雨もいつの間にか上がっていた。
タキタロウ館というちょっとした観光施設があり、ここで昼にする。
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マップルには「幻の魚、イワナの変種?」とあり、てっきりそのタキタロウが食せるのかと思っていたら、ツチノコみたいに存在がちゃんと確認されていない本当に幻の魚なんだそうで、料理で出てくるなんてありえないのであった。
つか、成魚は2mくらいあるらしいから、切り身で出すことになり、なんだかわからないでしょ。

お品書きはかなりシンプルで、外に見える池にイワナ?が泳いでいたので、その塩焼きとざる蕎麦を注文した。
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これで850は安い。

入れ替わりで出て行ったお客さんはいたものの、食事をしている人は他にいない。ここもまだまだ山の中だし(携帯も圏外)、すでに1時半になっているから無理もない。
店のおばちゃんによると、スーパーラインの通行止め解除の連絡を1時頃受けたという。
つまり通行止めは本当だったが、ちょうど解除されたばかりの通行止め区間を走ってきたようだ。
いやぁ何ともラッキー♪

タキタロウの資料展示室を見て、外に出るとすっかり晴れている。
それにしても、GPzってば、えらく汚れてしまった。
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隣にキャンプ場があり、なかなかいいロケーションだけど、時間も早いしもうちょっと進むことにする。今日は疲れたから、宿に泊まるのが賢明だろう。

県道349をそのまま下り、国道112を右折、東へ向かう。このルートは月山の南側を通っていて、4年前に南東側から走ってきた道だ。
月山周辺に温泉が点在しているので、道の駅月山でチラシなどを入手して決めることにした。
が、道の駅にあった道路モニターでは、山の上の方は雨が降っているようだ。
いちおうレインウェアを着込んで出発。とりあえず、4年前は通らなかった旧道を行き、七ツ滝(これも100名滝)を見ることに。

米の粉の滝を横目に過ぎ、上り坂をしばらく行くと、やはり雨になった。
古民家のある田麦俣の集落を過ぎ、タイトで急な道を上って行くと、駐車場が現れた。
その反対側の山に七ツ滝が望めた。
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名前の通り、いくつかの筋と段に分かれており、全体はかなり大きい。ここも紅葉の時季は、一段と素晴らしい眺めになるだろう。

駐車場は斜度のあるカーブの内側にあり、見慣れないアングルからGPzが見られたのでパシャリ。
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やはりどこから見ても素晴らしいスタイル・・・と個人的には思うのだが。

さて、山の方は雨だし、やはり平野部に戻った方がいいようだ。古民家も泊まれるらしいので、話だけでも聞いてみようかと思ったが、定休日なのか誰もいなかった。
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とりあえず鶴岡市街の東側の県道115(マップルでおすすめルートになっている)を北へ進む。ゆるやかな起伏のあるなほぼ直線の道で、開放的で快適♪
マップルにある川代温泉というのを探したが、起伏のある果樹園の中をぐるぐるした末、元のところに戻ってしまった。
次いで、県道45で、神社や五重塔がある羽黒山の方へ。

ここには宿坊が多数あり、客引きだか帰ってくる宿泊客を待ってるんだか、宿の人たちが道沿いにとぐろを巻いており、少々引いた。
出羽三山神社の入口付近では、土産屋が軒を連ね、観光客も多くて、さらにテンションが下がる。
こういういかにもな観光客が多いスポットは、どうにも苦手。今日巡ってきたところでは、他の客は皆無(に近かった)だったから、なおさら。
客の多くは、揃いも揃って白装束を着たおじ(い)さん、おば(あ)さんで、巣鴨の刺抜き地蔵のような様相を呈している(行ったことないけど)。

GPzを駐車場に停め、明日の朝飯も探しがてら店を覗いてみたが、普通の食料を売っているところはない。
せっかくなので、五重塔を見ようかとも思ったが、神社の入口には白装束の観光客がわんさかいて、小汚いライダーはいかにも場違いに思えてパス。

宿坊に泊まることも一瞬考えたが、言ってみればただの民宿、そのわりに高いのだろうし、にわか修業者に混じるのも不本意であったので、県道45号を引き返し、鶴岡市中心部のビジネスホテルでいいや、ということになった。
最初に電話したビジネスが、素泊まりで樋口さんとワンコインということで即決してしまったが、大浴場がある旅館系の方がよかった、と後で後悔。

実は、鶴岡市街に泊まるのは悪くないと思っていた。
というのは、評判のスイーツがあるというのを、どこかで耳にして「鶴岡 ミキュイ」というメモをずっとケータイに残していたため。
よーし、ここへ行ってみよう!と思ったのだが、電話帳を調べても鶴岡にミキュイなんて店はなかった(帰ってから調べたら「ミキュイ」とはケーキの意味で、清川屋という店の出しているチョコレートのミキュイが楽天で1位になったということだった)。

ホテル併設のレストランがあったが、朝食を調達する都合もあり、ちょっと歩いてみることにした。
フロントでコンビニかスーパーがないか聞くと、一番近いコンビニは市街から反対方向へ歩いて数分ということなので、食事する関係もあり、市の中心部を目指す。
しかし、有名ケーキ店があるくらいだから、けっこうな都市かと思ってたが、妙に寂しい街だ。
住宅地で空き地はないに等しいが、店はほとんどない。市役所の北側の方が、こちら南側より栄えているのかも知れないが。

市役所の前へ出て、その向かいの公共施設のような建物の1階のレストランが地産地消を謳っていたので、そこに入る(他にこれといった店もないし)。
「地鶏のハンバーグ」を注文。コーヒーも付いて1580円。おいしゅうございました。
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右上に見えるサラダに入っていた緑色の豆みたいなのが見たことなかったので、聞いてみたら「みず」という山菜で地元ではわりとポピュラーらしい(他のお客さんも、やはり物珍しそうに聞いていた)。

一番近いコンビニを聞くと、「(さらに北の方へ)ちょっと行くとあります。20分(!)もかかりません」と言われた。
都会の感覚で考えてはいけないし、多少余裕もって言ってるにしても遠すぎ・・・、今の私には厳しい。ホテルで教わった店へ行った。
普段はコンビニなしでも問題ないし、便利すぎることに疑問を感じている私ではあるけど、旅行のときはやっぱツライのであった。

宿泊、夕食そして朝食の調達に手間取ったこともあり、寝るのがまた遅くなってしまったのだった。

 本日の走行距離:159km

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