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GPz007 神崎まき 「虹のふもとへ」

Kanakiniji

実に久々のアルバム紹介です。音楽的に気の利いたコメントが書けず苦労しております(汗)
まぁ、普通の感想という感じで流していただければいいかと(笑)

【特徴】

声質は、有名どころだと広瀬香美さんに似たややキンキンした感じで好き嫌いが分かれるかも知れませんが、歌唱力は抜群です。
後に広瀬さんからの楽曲提供も受けているし、見た目も広瀬さんに似ているかも。
楽曲は当時としてはなかなか洗練されていると思います。
作曲で今をときめくアノ方が参加している点も、注目です。
詞的にも元気が出る前向きなものが多く、悲しい曲も同姓からの共感を得られそうな感じです。

【出会い】

他のアルバムの曲で、アニメやドラマのテーマ曲になっていたものもありますが、個人的には記憶にありません。
ただ、2ndアルバム収録の「Good day・I・N・G」は当時、FM「インテグラルステーション」を録音したテープに入っていました。
実にポップな曲だったため、アイドルという印象を持っていました(今思うと、こんなに歌の上手いアイドルはそういないのですが)。
それに加え、ここで紹介しているボーカリストの中では、比較的メジャーで中古店でも見つけやすい印象だったことから、ずっと素通りしていました。
が、ある日この1stと3rdが格安で売っていたので購入してみたところ、これがかなりの本格派で楽曲もよく、いい意味で予想を裏切られたのでした。

【このアルバムについて】

発売:1992年5月21日(廃盤) 購入:2007年11月23日
 CD入手困難度:★★★☆☆
(この1stは少ないが2nd以降は比較的よく見かける)

後に、R&Bやゴスペルに傾いて先鋭化していくのですが、この1stはわりとアイドル的で、無難にまとまっている感じです。
マニアックさは少なめですが、取っ付きやすいと思います。2nd以降に比べ、市場での出現率は低い印象です。

01 バスが来る
作詞/山田ひろし、作曲/横山 剣、編曲/井上徳雄
住み慣れた実家を離れる心象を切々と歌っています。哀愁を感じさせるアレンジと小節のきいた(?)ボーカルがやや演歌チックな感じもしますが、帯に謳われている「聴けば聴くほどやさしくなれる」というキャッチコピーにぴったりかも知れません。

02 とうとう東京
作詞/影森 潤、作曲・編曲/小森田 実
「とうきょう、とうきょうです・・・」というホームのアナウンスで始まります。
タイトルからしてコミックソング的。実際、アップテンポでコミカルな印象。胡弓や木琴が効いたアレンジは、東京というよりは横浜中華街ですが、テクノっぽい雰囲気もあり、面白い曲になっています。

03 アルバイト・デイズ
作詞/影森 潤、作曲・編曲/小森田 実
これもウキウキした感じのアップテンポな曲。
1stシングルで、ソニーカセットテープのCMに使われ、本人も出演していたそうです。さらっと歌っている印象ですが、サビの安定したハイトーンボイスはただならぬものがあります。
ここまで3曲、つながりはないのですが、ちょうど上京~一人暮らしの様子を歌った3部作といった感じになっています。

04 なんでかな?
作詞/山田ひろし、作曲/横山 剣、編曲/梁 邦彦
4曲目にしてラブソング。恋に落ち、戸惑う気持ちを歌っています。比較的淡々とした曲ですが、抑え気味でかわいい感じの出だしから、後半の力強いボーカルまで表現力を感じさせます。

05 Precious Moment
作詞/影森 潤、作曲/横山 剣、編曲/梁 邦彦
いろいろあるけど毎日が楽しい、という軽快な前向きソング。佐藤聖子さんにも通じるものを感じます。アレンジはさりげなくも凝っており、当時のJ-Popとしては洗練されていると思います。

06 さよならだね~Going Home
作詞/影森 潤、作曲/Kenny G、編曲/梁 邦彦
別れのバラードを切なく歌い上げています。穏やかですが、しっかりしたボーカルが印象的です。これまた、04から3曲つながっていると見れなくもないです。

07 Sweet Panic
作詞/Elli、作曲・編曲/近藤洋史
当時Ellisとして活躍していたユニットの二人が楽曲提供しています。
軽めながら洗練された洒落たアレンジ。これって何でしょ、ヒップホップとか?後の路線を暗示するかのような雰囲気です。

08 もう平気
作詞/山田ひろし、作曲/横山 剣、編曲/梁 邦彦
「Lonely~」の部分がサビかと思いきや、「私はもう平気~」のフレーズでさらに盛り上がります。
シングルでもなんでもないのですが、ベスト盤にも入っており、個人的にも鳥肌が立つほどいい曲だと思います。

09 おたんじょうびおめでとう
作詞/山田ひろし、作曲・編曲/小森田 実
恋人の誕生日とかではなく、「生まれ変わった自分」をお祝いするという前向きでハッピーな曲です。
イントロがちょっと竹内まりやさんの「不思議なピーチパイ」に似ています。あと、クリスマスのイメージも?

10 虹のふもとへ
作詞/山田ひろし、作曲/横山 剣、編曲/井上徳雄
08と同じく横山剣さんによるこれまた名曲。ラストに相応しいどっしりして広がりのあるアレンジ。バックの女性コーラスがモータウンサウンドにも通じます。

* * * * * * * *

横山剣さんが、5曲を提供しており、作曲陣ではメインの位置付けになっています。
この後も「September」といった名曲を提供し、その才能を遺憾なく発揮することになるわけですが、クレイジーケンバンドで有名になるのはその数年後になります。

神崎まきさんは、4枚のアルバムに加えベスト盤も残しており、独特のソウルフルな雰囲気で、時代の一歩先を行くサウンドを展開していきます。
その後は、Micky.Tとして活躍されているようです。
なお、動画サイトでも、いくつか聴くことができます。

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コメント

このアルバムホスイ。

神崎さんの他のアルバム二枚持ってます。
ブックオフでゲット。

素直がたりなくて とか大好きです。

投稿: カワちゃん(14歳中学2年) | 2010年7月27日 (火) 01時30分

カワちゃん(14歳中学2年)さん、コメントありがとうございます!
神崎さんは他にもいい曲いっぱいありますし、その歌唱力にも圧倒されます。
YouTubeにその後多数アップされてます。「もう平気」イチオシです。是非聴いてみて下さい!http://www.youtube.com/watch?v=ctkUW17RfJw
このアルバム半年くらい前、ブックスーパーいとう・中の島店で100円で売ってて思わず買いそうになったけど、やめちゃって・・・でももうないかなぁ

投稿: SugarTime改めGPz117 | 2010年7月27日 (火) 23時51分

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